知的生活の方法 (講談社現代新書 436)

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知的生活の方法 (講談社現代新書 436)

知的生活の方法 (講談社現代新書 436)

Amazon価格:¥ 756 (定価:\ 756)

在庫あり。

渡部 昇一 | 講談社 | 1976-01


29点:¥ 139より 詳細


総合評価:星4つ

星2つ 悪口、多すぎない?
なぜこの本が、高い評価を受けているのか理解できない。
他者を貶めて(例えば、ヤミ米と蔵書を交換した学者のことなど、その背景に思いを馳せることなく、ただただ悪く書いてある)、著者の「知的生活」を際立たせる手法は、残念というよりむしろ、いかがなものかと思う。平たく言うと、数ページに1回、悪口が出てくるイメージ。読後感が悪い。

私にとって、これほど世間の評価と自分の感想が乖離した図書は他に無い。ただ、「分かったふりをしない」点は、とても「腑に落ちた」ので、星1つではなく2つ。


星5つ 良書は何度も咀嚼するべき
良かった。非常に良かった。昨年読んだ本の中でNO.1。76年に出版された「不朽の大ベストセラー」ということだ。ひょんなことでこの書を知り、一気に読み終えた。通勤途中に読もうと、カバンの中に突っ込んでいたものを、家の中でも読みたくなって引っ張り出し、暇を見つけては貪る様に読破した。こんな経験は本当に久しぶりだ。

この本のテーマは大きく分けて、「自分をごまかさない精神」「繰り返し読む」「本は身銭をはたいて買うべし」「書斎を作る重要性」「知的生活と時間」「知的生活にまつわるライフスタイル」といったところか。内容がひとつひとつ骨身に沁みる。それは、私が「知的」という言葉にコンプレッスを感じているためなのか、己の阿呆さ加減を十分に自覚しているためか、はたまた、実は知的と呼ばれるに相応しい資質を持っている可能性を秘めているためか。謎は深まるばかりなのだが、とにかく、この書にのっぴきならぬ程度でのめり込んだというのは紛れもない事実である。


星2つ 独り善がり
「はじめに」で書いてある通り、この本に書いてあるのは
著者の実感か体験か願望である。
主な内容は、漱石やギッシングなどこの本でいう「知的生活」実践者の例を挙げながら、
実は自分も・・・と著者の体験と思想を加えての「知的生活」に関する考察、である。
が、はっきり言って独り善がりで終わっている。
数え切れない作家や哲学者等々の中から、誰を知的とするかは
著者の好みに過ぎない。
その後に続く考えも独断的なものが多い。
また、一冊を通して様々な事に言及しているが、どれも広く浅い印象だった。
タイトルの響きのわりに、本質に乏しい内容だと感じた。


星4つ 情報化社会を生き抜くために
本を読み続けることの重要性を改めて考えさせられました。

著者の幼年期、学生時代の過ごし方を通して「わからないことをごまかさない」ことや
「身銭を切って本を買う」ことの大切さを教えてくれます。
知的生活を送るための時間や空間の使い方にも触れられており、本棚の整理の仕方や
通勤時間の活用方法など参考になることが多いです。

マズローの唱えたというコウスティング(知的退行)という概念ははじめて知りました。
脳を休めるために意図的に休養や睡眠を取ることが大切だという考えですが、確かに
思い当たる節があります。

いうまでもなく現代社会は情報化社会であり、大量の情報と向き合いその中から本質を
見抜いて活用することが非常に重要です。
ホワイトカラーと呼ばれる人々の生産性はこの点に大きく左右されると言えるでしょう。
本をはじめとした「知」との付き合い方が、自分の人生を大きく左右すると言っても、
言いすぎでは無いと思います。
今この本が再び注目されているのは、このような時代背景があるからでは無いでしょうか。

この本、実は1年に1,000冊を読むという『ウェブ進化論』の著者、梅田望夫さんが若い
ころに感銘を受け、何度も読み返した本でもあるようです。

外山滋比古さんの『思考の整理学』と並ぶ良書です。


星5つ 自分の今を決定づけたともいうべき私の宝物の一冊!
この「知的生活の方法」という本との出会いによって渡部昇一先生の本は何十冊と読みました。丁度30年ほど前、社会人となりたてのころに寝るのも忘れて一気に読んだ記憶がよみがえります。。いまでも読み返している一冊で、自分の今を決定づけたともいうべき私の宝物です。
ご縁があったこの価値ある本によって自分自身が古典、歴史へと興味がつながっていったと思います。
自分を見つめ直し深め幸せな人生へと導くきっかけになると思います。
自分の子供にも「論語」とならんで是非読んでもらいたい価値ある一冊です。




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