パンツの面目ふんどしの沽券 (ちくま文庫)
パンツの面目ふんどしの沽券 (ちくま文庫)
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総合評価:
米原万里の副産物としての長編「パンツとふんどし」
米原万里が幼少期に社会主義計画経済圏で経験した「パンツの美」と「パンツの機能美」に対する人々の憧れと渇望の解明を主軸に本書は展開される。
更に、父の「ふんどし」が考察の幅を広げる。
この考察を公にすることにより波紋は広がり、先行する研究者や同好の士により、「パンツとふんどし」の物語は留めなく広がる。
米原万里の好奇心から出発した物語は、本人の思惑を超えて「パンツとふんどし」に導かれる様に遠大な物語になる。
キリストは本当は、何を身に付けていたのか?
探究心とは何か、を知る一冊
ふんどしは、コシマキは、パンツは…と、世界中のあらゆる「下着」について、ルーツや姻戚関係が明かされていく。
読んでいると、途中から下着そのものへの興味は薄れてしまった(飽きてくる)。「なんで米原さんはこんなに下着に執着しているのか?」という疑問とともに、彼女のその「謎を解き明かしたい」という余りある情熱を味わうのが、この本の正しい楽しみ方だと思う。
真面目な「下着史」
タイトルからすると抱腹絶倒のエッセイ集という感じがするのですが、実際は至って真面目な「下着史」です。
古今東西の様々な資料から、パンツがどうして生まれてきたかとか、様々な考察がなされて行きます。
もっとも、米原さんらしいユーモアに満ちた文章は、あちこちで思わず笑ってしまうところも沢山あります。
特に、ソ連の人達が排便の後、紙を使わない部分の検証の過程は、信じられないような事実であることもあって、驚きと笑いに終始します。
中盤以降は、キリストは腰に何をつけて十字架に賭けられたのか?とか、アダムとイヴの無花果の葉はどう留められていたか?に始まる「下着」の歴史、由来に至ると、米原さんのライフワークにしようという意気込みが伝わってくる熱のある文章になってきます。
それにしても、「下着」について、余りに知らないことだらけでした。
[本]気になった本など
... 言葉を育てる―米原万里対談集 (ちくま文庫) 作者: 米原万里 出版社/メーカー: 筑摩書房 発売日: 2008/09/10 メディア: 文庫 パンツの面目ふんどしの沽券 (ちくま文庫) 作者: 米原万里 出版社/メーカー: 筑摩書房 発売日: 2008/04/09 メディア: 文庫 東京 ...
パンツの面目もない? ふんどしの沽券にもかかわる? そんな ...
... 対め?んすることに・・・ 乱読大魔王さんのご推薦図書から 『パンツの面目 ふんどしの沽券』 米原万里・著(ちくま文庫) *十字架上のイエス・キリストの下着は パンツか、ふんどしか、腰巻か。 ...
チベット学生はなぜ勉強しないのか
... あまりにも発想法や常識に隔たりがあったためかもしれないと思えてきたのだった」(『パンツの面目ふんどしの沽券』ちくま文庫) これにならえば、チベット人学生の多くは発想法や常識において、教師たちや漢人学生とかなりの隔たりがあるのでしょう。 ...
米原万里『パンツの面目ふんどしの沽券』
パンツの面目ふんどしの沽券 (ちくま文庫) 米原 万里 ちびちび的プチ評 : 下着から見えてくる文化と歴史の奥深さにオドロキ! 筑摩書房 2008-04-09 売り上げランキング : 17922 Amazonで詳しく見る ...
[日常]人生で2度目の銀座、最初で最後(たぶん)のティファニー
... 堂書店で 『 坂口安吾 』( ちくま日本文学全集 ) 久世光彦 『一九三四冬―乱歩』(新潮文庫) 米原万里 『パンツの面目 ふんどしの沽券』( ちくま文庫 ) 萩原葉子『蕁麻の家』( 講談社文芸文庫 ) エリック・S・ラブキン、 若島正 訳『幻想と文学』( 東京創元社 ...
深遠なるパンツの世界
パンツの面目ふんどしの沽券 (ちくま文庫 よ 21-1) 作者: 米原 万里 出版社/メーカー: 筑摩書房 発売日: 2008/04/09 メディア: 文庫 人はいつからパンツをはいていたのか、 それはどんな形態だったのか、男女差は?地域差は? などなど ...
「アメリカの毒を食らう人たち」
... ガセネッタ&シモネッタ 作者: 米原 万里 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2003/06 メディア: 文庫 ▽購入した本 *「パンツの面目ふんどしの沽券」 米原万里・著、ちくま文庫 パンツの面目ふんどしの沽券 作者: 米原 万里 出版社/メーカー: 筑摩書房 ...
[読書] 田丸公美子『シモネッタのデカメロン』
... Permalink | コメント(0) | トラックバック(0) パーネ・アモーレ―イタリア語通訳奮闘記 (文春... 文藝春秋 田丸公美子 パンツの面目ふんどしの沽券 (ちくま文庫) 筑摩書房 米原万里 コメントを書く
今月の読了本
... 万作(白水ブックス) 『終生ヒトのオスは飼わず』米原万理(文藝春秋 ) 『パンツの面目ふんどしの沽券』米原万理(ちくま文庫) 『戸板康二の歳月』矢野誠一(ちくま文庫 『歌舞伎 ちょっといい話』戸板康二(岩波現代文庫) 『見出さ ...
パンツの面目ふんどしの沽券
パンツの面目ふんどしの沽券 米原 万里 ちくま文庫 ;">「もっとも米原さんらしい本」 …と没後に評される 抱腹絶倒&禁断のエッセイ。 キリストの下着はパンツか腰巻か? 幼い日にめばえた疑問を手がかりに、下ばきをめぐる人類史上の謎に挑んだ ...






