本田宗一郎夢を力に―私の履歴書 (日経ビジネス人文庫)

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本田宗一郎夢を力に―私の履歴書 (日経ビジネス人文庫)

本田宗一郎夢を力に―私の履歴書 (日経ビジネス人文庫)

Amazon価格:¥ 680 (定価:\ 680)

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本田 宗一郎 | 日本経済新聞社 | 2001-07


14点:¥ 255より 詳細


総合評価:星5つ

星4つ うちの社長に推薦してみよう・・・
世界のHONDAの創業者、本田宗一郎の物語
成功し続けている企業の創業者の生い立ちを紐解くのはたいへん興味深い、
本田は、若い頃から天才的な技術を武器に成功し、豪勢な人生を歩んでいた、
50歳半ばで「私の履歴書」に登場するなんて、痛快だろうな・・・
さらの、その後、4輪そしてF1と事業を拡大して引退する65歳まで
本田が何を考え行動してきたのかが、本人の言葉で語られる。

HONDA社内では、おそらくバイブルとして読まれているんでしょうね。
自分の会社が、創業者がどのように歩んできたかなんて理解出来たら、さらにやる気でますよね。
うちの社長も、有名な会社なんだから、思いを綴ってほしいな・・・

日本が生んだ偉大な会社の創業者物語、読み応えあります★4つ


星4つ 純粋な心を持ち続け、今もなお色あせない経営哲学
第2部までは、本田宗一郎とホンダの生い立ちを振り返るが、個人的には企業ストーリーとしての事実を客観的に眺めている程度であり、それほど感動はなかった。

一方、第3部は本田宗一郎語録をまとめたものだが、氏の色あせぬ経営哲学と純粋さにあらためて勉強させられた。例えば、

「能率の尊重」とは、「プライベートの生活をエンジョイするために時間を酷使することである。(中略) 朝は早く、夜はおそく、昼食の時間まで惜しんで、働くために働くことを能率なりとする考え方や、生活を楽しむことを罪悪視する戦時中の超克己主義は、能率の何たるかを解しない人の謬見である。」

「半端な者同士でも、お互いに認め合い、補い合って仲良くやっていけば、仕事はやっていけるものだ。世の中に完全な人間などいるものではない。(中略)『人間の和』がなければ企業という集団の発展はおろか、持続さえもできないことを充分認識してほしい」

「早く自由化に踏み切って、大衆に判断してもらって、企業の方向性を正した方が得なのだ。(中略)いい品物かどうかはメーカーが判断するのではなく、大衆が判断してくれるものであることを決して忘れてはならない。」

「ありのままの子供を理解しようと努力もせずに、親の常識の枠内で教育しようとするから、いやらしいオトナびた子どもや、老人みたいな青年が生まれるのだ。(中略)こうした親達の手で、画一的にな人間のタイプ以外に、どんな個性が育てられるのか。(中略)だから私は、世間で言う『悪い子』に期待している。」

「わからずやのオトナ達の説教など、クソくらえだ。堂々と『若さ』を発散させ、『若いいのち』を主張し給え。」

最後に

「企業という船にさ  宝である人間を乗せてさ  舵をとるもの  櫓を漕ぐもの  順風満帆  大海原を  和気あいあいと  一つの目的に向かう  こんな愉快な航海はないと思うよ」

いずれも40年以上も前で、しかも当時50歳を過ぎていた氏の言葉です。


星5つ 技術者であり経営者である人物
前半は筆者が書いた部分であり、後半は、副社長の藤沢氏に関する記述や、本田宗一郎氏の語録集が記載されています。
前半で、本田氏の考えが分かり、後半でどうしてここまで会社を大きくすることが出来たのかについて少し分かったような気がします。
技術を追い求めるだけではなく、経営者としての正しい判断もできる人であると感じました。
会社のことだけでなく、日本全体を見渡して経営判断を行うことができるとことが、今の経営者とは異なる部分であると感じ取れました。


星4つ ホンダの生い立ちが分かる絶好の本
この本は3部構成からなります。第1部は1962年に日経新聞で連載された「私の履歴書」です。まず、こんな昔から「私の履歴書」があったことに驚かされます。この部分で、ホンダの黎明期のことが良く分かります。
第2部は、日経新聞編集員による書き下し?と思われる「私の履歴書」のその後について。ビジネス書としてここが面白いです。
第3部は本田宗一郎語録です。文章は平易ですが、何かを読み取るのは難しいです。そういう文章です。

※ なお、本書の第2部と内容的に重なる部分もありますが、「経営に終わりはない」(藤沢武夫著)も一緒に読むことをお勧めします。


星5つ 表紙からしてカッコイイ本
本田宗一郎が書いた,寄稿文書,解説,社内文書からなる本

表紙がHONDA F1に座ってにっこりしている写真なのだが
とても表情が良くてこの会社の社員は楽しいのだろうなぁという
感じがとてもする表紙です.また赤い色は,HONDAが自動車に
進出する際,中央官庁と赤い車を認めさせるという逸話を
思い出させる意味でとても感慨深いです.

内容は,55歳の時に日経新聞に寄せた私の履歴書の文書。
履歴書から後の活躍を当時の本田宗一郎の言葉と共にまとめたもの。
最後に社内報などの記録に残っている文書の3部構成で
今に本田宗一郎を伝えようとしています.

HONDAという会社の大社長でありながら、気さくな雰囲気と
細やかな神経を配るこの会社は、社員はとても楽しく
夢を仕事に変えていたのだろうなぁというのが
伝わってきます.


星5つ
???本田は「私の履歴書」でこう述べている。「私がやった仕事で本当に成功したものは、全体のわずか1%にすぎないということも言っておきたい。99%は失敗の連続であった。そしてその実を結んだ1%の成功が現在の私である」

???自動車修理工から身を起こし、一代で巨大自動車メーカーを築き上げ、「HONDA」ブランドを世界にとどろかせた希有の成功が1%でしかないならば、残りの99%はなんなのか。本田の言葉をたどると、失敗した99%にこそ、たぐい稀な人間ドラマが見つけられる。

???本書は本田が56歳のときに連載した「私の履歴書」と、1962?1991年の足取りをまとめた編著者による「履歴書その後」、さらに「本田宗一郎語録」の3部構成で描きだしている。外国から体中に部品を巻き付けて強引に飛行機に乗り込んだり、四輪自動車への進出を規制する官僚にたて突いたりといった破天荒なエピソードに満ちあふれている。モノづくりへの情熱や創意工夫、物まねを嫌い独創に賭ける精神、ヒューマニズム、そして天才技術者としての側面など、本田の原点もここに感じ取れる。また、強烈な成功体験をもつ創業者の世代交代問題などのテーマも取り上げられている。スーパーカブやN360などの開発経緯は、ホンダのマシン愛好家にとって見逃せないところだ。この本田の壮大な生涯は、不景気に萎縮するビジネスマインドへの大きな刺激となるだろう。(棚上 勉)




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