樹皮ハンドブック
樹皮ハンドブック
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総合評価:
Photos are really beautiful - and very useful for armchair botanists
私は20年来の植物愛好家ですが、この本は、樹皮の近影写真を集めた本として、植物関係の図鑑としては大変画期的・斬新な本だと思います。
原則として一種の樹木につき、それぞれ「若木」「成木」「老木」の三つの成長段階の樹皮写真を掲載して特徴を完結な文章で記してあり、樹皮から樹木の名前を知りたいという方々にはとても強力な味方となってくれます。また、樹皮の写真だけでなく、葉の縮小スキャン写真(写真の大きさは約2cm×2cm)も掲載されており、樹木を見分ける一助としてくれている点も良いと思います。さらに、学名、葉や枝のつき方(互生・対生等)、索引もしっかり載っています。
掲載樹種は158種。ウメ、リンゴ、モモ、カキ、カリンといったメジャーな果樹もしっかり載っています。また、街路樹として身近に見られる樹木の多くは網羅されているな、と思いました。(ただ、ミカンやナシはなかった。また、公園に時々植えられているフジ(藤)、東京ディズニーランドにたくさん植わっているオリーブの木の写真もありませんでした。)
「樹皮だけで(木を)見分けられるか」といった疑問への答えや、樹皮だけでは見分けが難しい種についてはちゃんとそのように注意書きがしてある(たとえばアラカシとシラカシなど)点は、著者の真摯な姿勢が現れていて、大変好感が持てます。
大きさは新書版(縦18cm, 横11cm)で、厚さはなんとわずか約6ミリ!! 重さも約110gと、携帯にもまったく苦になりません。写真のqualityも高いので、ただ眺めているだけでも飽きません。
著者は「おわりに」の中で、「筆者自身もまだまだ樹皮を勉強中の身」と述べておられます。著者の林将之氏はまだ30代。もうすこし樹種を増やしても携帯性は損なわれないと思われますので、今後樹種を増やして増補版ないし改訂版をお出しいただければ幸いです。普通なら「五つ星」をあげるところですが、今後のさらなるグレードアップ版(=> 完全な「五つ星」に値するものになるでしょう)の出版に期待を込める意味で、本書は、あえて限りなく五つ星に近い「四つ星」としたいと思います!!!
最後に、このような斬新かつ手軽な樹木図鑑を企画してくれた著者と出版社に感謝いたします。愛用させていただきます!!
高い実用性
山林に入り樹種を判断する際初心者に最適。以前図鑑類を3冊入手していたがどれも
時間がかかりすぎて実用にならなかった。150種以上の樹皮写真に葉の写真が掲載され
冬の公園、林で試用して落ち葉の観察を含め、実用性をたしかめた。さらに樹種のデータを増やしていただくとすばらしくなります。
大切なもの
なのである。
これだけ各種の樹皮をあつめた本はかつてないのではないか。
樹を研究すると環境破壊がわかるというほど、樹は大切な
ものである。たくさんのひとびとはコンクリートジャングルという街に
平然とすんでいる。しかし、今樹を植える本やこのように樹皮のことを
くわしく書く写す本まででている。
どうぞ一読損は無い、みんなの世界感がかわればよいが。
薪ストーブオーナー必携!
林業に従事される方向けに書かれた本なのでしょうが、薪ストーブオーナーに是非お勧めしたい!
特に、薪ストーブを通じて樹木に興味を持ったあなた、きっとあなたも、愛する薪の素性を知りたいはず。
薪、丸太、玉切りを見つめて、「この木なんの木?」と疑問を抱いても、ご自分で伐採される方でなければ、樹皮以外に手がかりはありません。
とは言え、樹皮は樹齢、生育環境で、「これが同じ木??」と思うほど違ってしまいます。
この本は、樹種毎に若木、成木、老木の写真が掲載され、その特徴、環境による変化が記されています。
また、葉の写真もあり、樹型も明記されていますので、立木であればより確実な判定が行えると思います。
薄い本ですが、きっと持ち運びを意識してこうなったのでしょう。中身は非常に濃いです。
山歩きに欠かせない一冊です
著者である林さんは、「葉で見わける樹木」という本を別に執筆されており、私はその本のお陰で山歩きがとても楽しくなりました。しかしながら葉が付いているうちは良いのですが、落葉した場合の樹木鑑定にはとても困っていましたが、今回待ってましたとばかりの本が登場しました。
あまりの嬉しさで、友人の分と併せて2冊も購入してしまいました。
前作と同様、葉はスキャニングしてありとても見やすく、また樹木も成木と老木に分けて掲載してあるため間違うことはありません。
秋、冬の山散策には欠かせない一冊になると思います。
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