ニューヨークのとけない魔法 (文春文庫)

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ニューヨークのとけない魔法 (文春文庫)

ニューヨークのとけない魔法 (文春文庫)

Amazon価格:¥ 620 (定価:\ 620)

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岡田 光世 | 文藝春秋 | 2007-02



星4つ | 心の琴線にやさしく触れる言葉の魔法
ニューヨーク=大都会、というイメージを
柔らかな感性で覆す、珠玉のエッセイ集。

人には目に見えないオーラのようなものがあって
作者がまとっているそれは、自然に人を惹きつけるようだ。
老若男女が静かに彼女に歩み寄って
そしてゆっくりとふれあってまた離れていく。

心が疲れたとき、人間関係に迷ったとき、
気持ちをそっとニュートラルにしてくれるような、
優しさに満ちあふれた日本語と英語の言葉たち。

ベッドの脇に置いて眠ったら、いい夢が見られそうな
そんな素敵な一冊です。


夜と霧 新版

夜と霧 新版

Amazon価格:¥ 1,575 (定価:\ 1575)

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ヴィクトール・E・フランクル | みすず書房 | 2002-11-06



星5つ | 生きるを自らに問う
あらかじめお断りしておきますが、私は旧版を読んでいません。
ですので比較はできません。
強制収容所については多くの著書や映画がある。
しかし、この著作はそれらとは視点がことなるものである。
心理学者という目でみた人間への最大の問いかけとそして生きる姿がここに記されている。
人間の生きることに心理がどのように影響しているのか、極限で生きる人の心はどのような状態に陥るのか。
しかし、決して心理学をうったえて問うているものではない。
およそ、強制収容所での生活など微塵も想像できない、人間にも人間の心とは何かを著者はうったえている。
人間が人間である限りに著者が私たちにうったえるものは普遍的である。
一度、手にとって読んでいただきたい。
戦争や惨事を扱ったものを悲しすぎて読めない、という気持ちはわかる。しかし読んでみてはじめてわかることもある。彼らがうったえることをなかったことにしてしまうことは非情なことでもある。
自らのこれからの生き方を誰でもなく、自らに問うて必死に生きていきたい。


マイ・ドリーム―バラク・オバマ自伝

マイ・ドリーム―バラク・オバマ自伝

Amazon価格:¥ 2,520 (定価:\ 2520)

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バラク・オバマ | ダイヤモンド社 | 2007-12-14



星4つ | カリスマ オバマ
 バラク・オバマの映像や演説から「何か」を感じた人に薦める。
 543ページというぶ厚い本だが、あなたが感じた「何か」を探りたければ、きっとどんどん読みすすめることができる。
 読み終わったあなたはきっとオバマに会いたいと、思うだろう。
 「勇気について、悲しみについて、強さともろさについて…」直接話しを聞きたくなるにちがいない。
 ケネディーが生きた時代を、リアルタイムで経験することはできなかったが、きっと彼に備わっている何かと同じものが、バラクにはあるだろうと思うのだが、どうなんだろうか?


ご冗談でしょう、ファインマンさん〈上〉 (岩波現代文庫)

ご冗談でしょう、ファインマンさん〈上〉 (岩波現代文庫)

Amazon価格:¥ 1,155 (定価:\ 1155)

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リチャード P. ファインマン | 岩波書店 | 2000-01



星5つ | 声を出して笑ってしまう
これまで読んだ本の中でトップ群に入るおもしろさでした。
天才の思考回路をかいま見れます。


世紀の相場師ジェシー・リバモア (海外シリーズ)

世紀の相場師ジェシー・リバモア (海外シリーズ)

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リチャード スミッテン | 角川書店 | 2001-06



星4つ | 素直に嬉しい
やっと復刊されたんですね。
素直に嬉しいです。
巻末のピボタルポイントの解説をずっと読みたくて、古本屋など探していました。
ユーズドでとんでもない値段が付いていたので、買うのを躊躇していましたが、やっと復刊されて入手できました。
「欲望と幻想」にはガッカリさせられましたが、「世紀の相場師」はなかなかいいです。


本田宗一郎夢を力に―私の履歴書 (日経ビジネス人文庫)

本田宗一郎夢を力に―私の履歴書 (日経ビジネス人文庫)

Amazon価格:¥ 680 (定価:\ 680)

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本田 宗一郎 | 日本経済新聞社 | 2001-07



星5つ | 技術者であり経営者である人物
前半は筆者が書いた部分であり、後半は、副社長の藤沢氏に関する記述や、本田宗一郎氏の語録集が記載されています。
前半で、本田氏の考えが分かり、後半でどうしてここまで会社を大きくすることが出来たのかについて少し分かったような気がします。
技術を追い求めるだけではなく、経営者としての正しい判断もできる人であると感じました。
会社のことだけでなく、日本全体を見渡して経営判断を行うことができるとことが、今の経営者とは異なる部分であると感じ取れました。


深夜特急〈1〉香港・マカオ (新潮文庫)

深夜特急〈1〉香港・マカオ (新潮文庫)

Amazon価格:¥ 420 (定価:\ 420)

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沢木 耕太郎 | 新潮社 | 1994-03



星4つ | 沢木作品の中で唯一手元に残した本です
1年掛けて、大陸を貧乏旅行する経験自体は、良いことだと思うのですが、沢木節よろしく「だから俺は、他の若い奴より偉いんだ」的な態度には苦笑してしまいました。
でも、読み物としては面白いです。入社試験時の敵前逃亡に対し、もっともらしい言い訳をする所は「自分には優しい人なんだなぁ」と人間、沢木耕太郎さんを見た思いがして、良かったですね。バックパッカーやった奴が偉らいなら、日本で義務化すれば良い。とおもわせる逸品です。
読み物としては、面白いのでオススメです。


銃・病原菌・鉄〈上巻〉―1万3000年にわたる人類史の謎

銃・病原菌・鉄〈上巻〉―1万3000年にわたる人類史の謎

Amazon価格:¥ 1,995 (定価:\ 1995)

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ジャレド ダイアモンド | 草思社 | 2000-09



星4つ | 作者の『筆力』に感嘆した
5つの大陸で
異なる発展を遂げた人類。
なぜ、異なる発展を遂げたのか?という疑問を考察する一冊。

その実、作者ジャレド・ダイヤモンド教授の文章力というか、読者を
惹き付けて「次のページへと引き込む”筆力”」に感嘆しました。

確かに、他のレビューにもあるように、切り口や発想、論理展開や
未知の知識が綴られる本書。
同時に、この著者ジャレド氏の筆力がなければ、本書は成立しなかっただろう。
なぜなら、上・下巻におよび膨大な情報量をここまで読ませて感動させるー。
その筆力こそが、1998年度のピュリッツアー賞獲得の理由(わけ)だと感じた。
良書です。


帝王学―「貞観政要」の読み方 (日経ビジネス人文庫)

帝王学―「貞観政要」の読み方 (日経ビジネス人文庫)

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山本 七平 | 日本経済新聞社 | 2001-03



星4つ | お友達にしたくないヒトの代表選手「唐の太宗・李世民」さん
魏徴だったか誰だか忘れましたが、太宗・李世民に「帝王は起居注を見てはいけない」と忠告した人間がいましたね。実母を同じくする兄・李建成と弟・李元吉を殺害したうえ、父の高祖・李渕を幽閉して皇位を奪ったりしているので、彼が在世中から世間の評判をひどく気にしていたのは有名な話です。
その後継者選びや以後の政治過程から見て、人君たる者の教科書なる『貞観政要』が記す太宗の事跡は、かなり疑わしいと言われています。だからといって為政者としての彼の業績とは関係ないかも知れませんが、ほかの記録と照合すると、これも相当に怪しいとされています。
権力を握る立場にある者なら史実の粉飾や改竄はお手のもの。まあ、ときの政権が書いた「国定教科書」か、でなければ、権力者の鼻持ちならない伝記として読むくらいなら、「どうぞご勝手に」というような代物が、この『貞観政要』と言ってまちがいありません。
それにしても、いまの時代に、こんな黴臭いものを持出してくることに何の意義を認めようというのでしょうか。そこが、まるで解らないというのが率直な感想です。
いっとき、山岡荘八氏の『徳川家康』が「経営者のあるべき理想像を描いた」時代小説として企業経営者などのあいだで大ブームを巻起こしたことがありましたが、あれと同じくらい「空疎」を感じさせられた1冊でした。


シュリーマン旅行記清国・日本 (講談社学術文庫 (1325))

シュリーマン旅行記清国・日本 (講談社学術文庫 (1325))

Amazon価格:¥ 840 (定価:\ 840)

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H.シュリーマン | 講談社 | 1998-04



星5つ | 読むと、元気が湧く本です。
不景気だし最近いいことないな、誰かに肯定されたいな、と思ったので「そうだ、日本と日本人を褒めてる本を読もう!」と思い、読んだ1冊。目的達成。シュリーマンに褒め倒され、元気になりました。
でも、今の私たちじゃなくて幕末時の日本人を褒めてるだよな、と思うと反省のほうが多い。この頃の日本人と今の日本人は別ものです。それが何故かはもちろんこの本に書いてないし、この本の感想にはならないのでパスしますが、二十歳以上ならば各々考えてみたほうがいい。

ところで、この本をタイムマシンと書いている方がいますが、その通りです。当時の日本人の生活や風俗をとても生き生きと描いている。
とは言え、観察者が外国人であるため首を傾げる記述もあり、江戸期がかなり遠くなったことから事象のアレコレが少しわかりにくかったりもします。求めるものが「理解」であるなら、幕末期や江戸風俗について書かれた本を並列して読み進めることを勧めます。

翻訳ものとしてはとても読みやすい、平易な文章なので、歴史好きならばオススメです!


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