クォーク―素粒子物理はどこまで進んできたか (ブルーバックス)

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クォーク―素粒子物理はどこまで進んできたか (ブルーバックス)

クォーク―素粒子物理はどこまで進んできたか (ブルーバックス)

Amazon価格:¥ 1,155 (定価:\ 1155)

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南部 陽一郎 | 講談社 | 1998-02



星5つ | 揺るぎ無き偉大な知性の証明
1981年、つまりこの度のノーベル物理学賞受賞の27年前に、既に本書の第一版にあたる「クォーク―素粒子物理の最前線」が著されています
クォーク―素粒子物理の最前線 (ブルーバックス (B‐480))

本書と「素粒子物理の最前線」を読んで驚く事は、「素粒子物理の最前線」の時から南部氏の素粒子物理の世界に関する解説には揺らぎが無い事です
とうの昔に南部氏はクォークを一般にも理解し得るレベルで世界に紹介されていた事に驚きました
27年前、「素粒子物理の最前線」を手に取りその世界を知る事になった方の興奮はいか程だったのでしょうか

「素粒子物理の最前線」「素粒子物理はどこまで進んできたか」共々、南部氏の知性が常に素粒子物理の最先端を切り拓いて来たという事を私達に証明しています

素粒子物理の軌跡を指し示す記念碑として歴史に輝き続ける名著です


消えた反物質―素粒子物理が解く宇宙進化の謎 (ブルーバックス)

消えた反物質―素粒子物理が解く宇宙進化の謎 (ブルーバックス)

Amazon価格:¥ 861 (定価:\ 861)

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小林 誠 | 講談社 | 1997-06



星4つ | CP対称性が破れているから反物質が無いことの説明
まさにノーベル賞の受賞理由が本人によって解説されています。刊行が1997年ですから、この書籍を企画した編集者の本質を見通した能力に感心しました。解説も丁寧で、歴史のながれ、それに取り組んだ人たち、理論と実験の説明などのバランスがとても良いですね。宇宙が有り、我々人類は存在しているためには、反物質が無いことが重要であることががわかります。反物質がなぜ無いのか、CP対称性が破れているからだと言うことが分かります。第4章がクライマックスかな。数式が多いらしいと聞いていましたが、使われている数学は、三角関数、指数関数の微分と行列の掛け算でしたので、そんなに難しく無かったです。著者は、これから増々お忙しくなるのでしょうけど、学生向けの教科書も書いてほしくなりました。


「相対性理論」を楽しむ本―よくわかるアインシュタインの不思議な世界 (PHP文庫)

「相対性理論」を楽しむ本―よくわかるアインシュタインの不思議な世界 (PHP文庫)

Amazon価格:¥ 500 (定価:\ 500)

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佐藤 勝彦 | PHP研究所 | 1998-12



星4つ | 簡単だけど、すごい。
やたらとレビューがベタほめだから読んでみたら、
こりゃあ、確かに良い本です。

原理を薄めず、簡単に書く。
だからといって、必要以上になれなれしい文でもない。
たまに出る主張も控えめで好感が持てます。

監修者の佐藤氏は宇宙論の権威なんですね。
学者としての自信と謙虚さ、
それに「視野の広さ」みたいなものがないと、
こういう書き方は出来ないと思います。


「量子論」を楽しむ本―ミクロの世界から宇宙まで最先端物理学が図解でわかる! (PHP文庫)

「量子論」を楽しむ本―ミクロの世界から宇宙まで最先端物理学が図解でわかる! (PHP文庫)

Amazon価格:¥ 540 (定価:\ 540)

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佐藤 勝彦 | PHP研究所 | 2000-04



星4つ | ぜひ読んでください!!
宇宙関係の本を読んでいて必ずといって障壁になっていた
のが量子論のくだり。例え話などを織り交ぜながら、わか
りやすく説明しようとしている意図は充分伝わってくるの
ですが、ますますさっぱりわからない。

わからないので、妙に気になって、本書と出会ったわけ
ですが、一般人にもよ〜くわかるよう、興味が持てるよう
に、大事な部分は太字や図解を使い、ポイントを押さえな
がら、至せり尽くせり構成してあるのには、感動モノです。

こんなに親切丁寧に、また、飽きのこないように工夫され
ている入門書に出会ったのは初めてです。今の若い人たち
恵まれてます。

とにかく文章力に脱帽です!!スゴイ!!
★5つでは足りなくて6つあげたいところです!!

量子論は結局のところ、わからずじまい、なのですが、
本書は、わからないことがわかりやすく説明されていて
とどのつまり、わからない、ということがわかるのです。

学生時代、もしこういった入門書に出会っていれば
理数系にアレルギー反応起こさず、もっと興味がわいた
だろうな…。すご〜く残念!!

なので、特に若い皆さん、ぜひ読んでください!!
面白いのはもちろん、物の見方が変わる、というか
広がりますよ。


パラレルワールド―11次元の宇宙から超空間へ

パラレルワールド―11次元の宇宙から超空間へ

Amazon価格:¥ 2,415 (定価:\ 2415)

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ミチオ カク | 日本放送出版協会 | 2006-01



星5つ | てんこ盛りのオススメ本
現代宇宙論の基礎知識がてんこ盛りになっていて、これだけでお腹いっぱいになれるオススメ本。もちろん本書の中に神の居場所はない。ドーキンスの「利己的な遺伝子」もあわせ読むといいだろう。


元素111の新知識―引いて重宝、読んでおもしろい (ブルーバックス)

元素111の新知識―引いて重宝、読んでおもしろい (ブルーバックス)

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| 講談社 | 1997-10



星4つ | くわしくてコンパクト!
111個の元素それぞれ細かいところまでまとめられてて良いですね!発見した方々の写真も掲載されています。図が載っているのは結構大事です。
もし、もっと簡単にまとめられているのが欲しい方はNewtonのムック本。完全図解周期表―自然界のしくみを理解する第1歩 (ニュートンムック―サイエンステキストシリーズ)がオールカラーで、1グラム当たりの値段が載っていたり、図が多いのがこの本の特徴です。(ちょっと高いですが)
「元素111の新知識」は内容が詳しく、持ち運びができるところがいいと思いました


完全図解周期表―自然界のしくみを理解する第1歩 (ニュートンムック―サイエンステキストシリーズ)

完全図解周期表―自然界のしくみを理解する第1歩 (ニュートンムック―サイエンステキストシリーズ)

Amazon価格:¥ 1,995 (定価:\ 1995)

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玉尾 皓平 | ニュートンプレス | 2006-12



星4つ | さらなる改善を願う
 幅広い読者層に人気がある科学雑誌『Newton』の別冊。いかにも貼ってくれと言わんばかりの周期表ポスターが付録。フルカラーという特徴を活かしたダイナミックな紙面構成で,視覚的にも非常に美しいが,紙面にムダな余白があまりにも沢山あることが残念。特に,全頁数の約半分を占め,本書の最もウリであるはずの元素111種類の全解説(第4章)には,少なくとも本文で取り上げた製品ぐらいは全て,適用例の写真を詰め込むべき。

 類書(『元素 (図解雑学)(ナツメ社)』,『よくわかる最新元素の基本と仕組み―全113元素を完全網羅、徹底解説 元素の発見史と最新の用途、研究 (How-nual図解入門Visual Guide Book)(秀和システム)』,『元素111の新知識―引いて重宝、読んでおもしろい (ブルーバックス)(講談社)』,etc…)が多々あるなかで,独自性を主張するためには,大型本+フルカラーの特性を最大限に有効活用して欲しい。

 紙面にゆとりをもつのが本シリーズの特徴であることは重々理解するが,例えば路線はちょっと外れるけれども『フォトサイエンス化学図録 改訂版―視覚でとらえる(数研出版)』(本書にはない全元素の小さい写真付き:裏表紙)のボリュームと価格を見てしまうと,どうしてもコストパフォーマンスが悪いと判断せざるをえない。もっと他書を圧倒するような内容に磨きあげることを願う。


エレガントな宇宙―超ひも理論がすべてを解明する

エレガントな宇宙―超ひも理論がすべてを解明する

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ブライアン グリーン | 草思社 | 2001-12



星4つ | 超弦理論は美しいが数学的優美な試みに終わるだろう
著者の超弦理論における業績を語りながら、1999年までの現代物理学から超弦理論に至る道を鮮やかに、語っているが、超弦理論までは着いて行けても、M理論は未だ良いが、ブレンの登場によって読者の理解力は限界に達し、ブレンを説明されるほど更に解からなくなる。それにこの本は、ちっとも、一般人向けに書かれていない。物理学科卒でも理解は難しいが、米国では宣伝力によって売れた。20世紀までの超弦理論非常にうまくまとめ書かれている。しかし、超弦理論には、現存する全ての力を統一する理論としては、初めからこの理論では解決不可能な前提条件が付随して離れない。それは、初めに10または11次元の時空間の存在を仮定する必要があることである。それを背景依存という。一般相対性理論は背景独立である。背景依存を背景独立な理論には2007年現在でも成されていない。それは論理的に矛盾である。いくら数学的に美しくても駄目である。この事実を頭に入れながら読んでも良いが、400ページを越える。時間を無駄にする事覚悟の上なら読む価値は勿論ある。話は少し超弦理論から離れるが、Smolin等は一般相対性理論と量子論を背景独立に融合させた「ループ量子重力理論」を提唱している。この一般書「量子宇宙への3つの道」これも難解な部分もあるが、超弦理論にもきちんとふれている。
Sept-masque de couleur


はじめての“超ひも理論”―宇宙・力・時間の謎を解く (講談社現代新書)

はじめての“超ひも理論”―宇宙・力・時間の謎を解く (講談社現代新書)

Amazon価格:¥ 840 (定価:\ 840)

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川合 光 | 講談社 | 2005-12



星4つ | 先鋭的な理論
 従来の理論では、ビッグ・バン以前については何も説くことがなく、直後の超微細な時間に大変動が起こったことだけを論じている。これは不自然である。この理論は宇宙がビッグバンとビッグクランチを繰り返し、我々は凡そ50回目の宇宙に住んでいると言い、エントロピーの増大をその根拠にしている。宇宙の暗黒物質や暗黒エネルギの解明がなされていない現在、これ以上の証明は無理だろうが、この説は興味深い。四つの力の統合についても一歩進んだ解説がある。更なる理論の進展を期待したい。


相対性理論 (岩波文庫)

相対性理論 (岩波文庫)

Amazon価格:¥ 588 (定価:\ 588)

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A. アインシュタイン | 岩波書店 | 1988-11



星4つ | 他の本から始めよう
ブルーバックスで相対性理論にふれた私です。
アインシュタイン自身の著書ということで大変名高いこの本を、いつか読みたいと思っていました。
結果、決して簡単な本ではありませんでした。数式がさっぱりわからん。
もちろん、わずかこれだけの分量の推論で、あの偉大な理論が見い出されたことは、驚異的ですが…。
相対性理論にこの本で初めてふれるというのは賢明ではないような気がします。


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