海 (かがくのほん)
海 (かがくのほん)
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| 世代を超えて子供に読ませたい本。理科という一般教養だけでなく、想像力がつく。
“神は細部に宿る”という言葉があるが、加古さんのこのシリーズは雄大なスケールへ船出させてくれる一方で、私達の身近にも小さな細部に宿るいのちがあることを教えてくれる。
磯に住む小さな貝や蟹たちが、広がる宇宙や海と同等の価値があるように。そしてそれらが優しいタッチで細かく面白く描かれている。ページを開けただけで、その領域に生きる無数の生物たちに出会え、子供の心はワクワクさせられるだろう。
そして海はだんだんと深くなってゆくが、それを描く丁寧な絵により、わかりやすい自然科学の入り口を体験する。海と大陸の関係やそこへ伸ばす人類の英知と利器、海にまつわるあらゆる情報をこの一冊で手に出来る。
ここで子供が抱く想像力こそが、科学絵本としての最大の価値ではないか。加古さんという作家の功績は、その童話により多くの日本の子供達に良心を与え続けてくれていることと同時に、このシリーズの科学絵本により、自然を理解することへの手助けをされている、という要素も非常に大きいと思う。
このシリーズを読んで理系の道を進んだ少年はいま夢のある成人になっているはずだ。
水の世界地図
水の世界地図
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| カラーの図解で水問題の理解に役立つ
ちょうど柴田明夫氏の「水戦争」を読んだところだったが、こちらは新書でところどころグラフはあったのだが、なにかビジュアル的に書かれていることが理解できるツールが無いかと思い調べて出てきたのが、こちらの「水の世界地図」だった。
以前、同じシリーズの「食料の世界地図」も読んでいたので、期待通りだったが美しいカラーで割りと大き目の本で、水問題の勘所が理解できる。
やや、データが古いのは仕方ないだろう。その点考慮し、星をひとつ引かせていただいた。
三陸海岸大津波 (文春文庫)
三陸海岸大津波 (文春文庫)
Amazon価格:¥ 460 (定価:\ 460)
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| 現在の行政にも、生きてます。
昨年、友人と三陸を旅した。本来の目的は「宮古湾新選組ツアー」だったのだが、宿を「グリーンピア田老」にとった。
田老駅から宿までの間、「津波時避難路」という大きな看板と矢印が目につき、海岸沿いでもないのに堤防があったりする。ふっと大昔に読んですっかり忘れていた、この作品の題名が頭に浮かんだ。あれってここが舞台なのか。地元のタクシーの運転手さんは、元来無口なのか謙虚なのか、尋ねても「はい」とか「ええ」とかいう返事しか返ってこなかったけれど。
実際に有効なのかどうかはともかく、堤防や避難路看板など、昔の出来事の記憶が今の行政にも確実に受け継がれているのを見るのは、失礼を承知で言えば、とても興味深かった。日程がゆったりしていたら役場で話を聞きたかった。
これを読んだ後に三陸を訪れる方、通り過ぎるだけでも実感できて、いいですよ。
初心者のための海図教室
初心者のための海図教室
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| 海図が楽しくなりました。
私はスクールに通い、1級小型船舶に合格しました。もちろん海図を見るのは初めてで、最初は面くらいましたが、講義だけで合格できました。しかし合格した後も本書を開き、時間の空いたとき三角定規とコンパスで海図を解いています。
さて、スクールは短い日程に講義を詰め込むので、復習が必要です。本書はその復習に最適であり、また独学で1級を取得される方にも、海図の初歩から丁寧に解説してあります(私はスクール後、24cmの製図用三角定規2枚セットを買いました。800円前後)。
上級運行1(8問)・上級運行2(6問)の、計14問(10問クリアで合格)です。
運行1の「海図3問」を捨てて合格は可能ですが、同じく運行1の「気象1問」も範囲が広く出題予想が立て難い。独学の方は本書で学び、海図2問を拾うのが理想です。
船のしくみ (図解雑学)
船のしくみ (図解雑学)
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| 船のことって案外知らないです。
評者は毎年北海道に行くのにフェリーに乗船する。東京に住んでいて船に乗ることはまずないが、西日本には島の数が多く、船で通勤通学している人もかなりいるだろう。そもそも船って何なのだろう?とふと考えた人におすすめ。
本書では船はなぜ浮くか?ということからはじまり、船酔いのメカニズム、酔いやすい場所などの記載もあり、船酔いを避けたい人にはちょっとした情報となるだろう。また、船はすぐに止まれない、ということも知識で知っていたが、急ブレーキをかけると曲がって止まる、ということもはじめて知った。走錨(そうびょう)という専門用語も知った。
本書に加えて、代表的な船の写真が掲載された図鑑チックな本も併せて買えば、港に行くのもかなり楽しめると思う。
われらをめぐる海 (ハヤカワ文庫 NF (5))
われらをめぐる海 (ハヤカワ文庫 NF (5))
Amazon価格:¥ 735 (定価:\ 735)
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レイチェル・カースン | 早川書房 | 2000

| 繊細な感性とクールな科学者の知見の絶妙なバランス
カーソンの著作の魅力は、読んだことがある者にはすぐわかるだろうが、科学的な
知見と繊細な自然への感性との絶妙なバランスにあると思う。
著作によってどちらがより強く前面に出ているかの違いがあって、例えば『沈黙の
春』は科学的知見、『センスオブワンダー』では感性が強く前面にでている。
私にとっては、本書でみせるバランスが最も心地よく感じる気がした。
日々進歩する学会にあっては、1951年に出版された本書の知見の中には今では
古めかしいと思うものも含まれていようが、彼女の「まなざし」はいささかもその
魅力を失ってはいないと思う。
是非、中高生に一読頂きたい名著といえる。
船外機トラブルマニュアル―自力で帰港するための100のテクニック
船外機トラブルマニュアル―自力で帰港するための100のテクニック
Amazon価格:¥ 1,890 (定価:\ 1890)
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| いざ という時だけでなく
船外機にトラブルが起きた時、症状から、原因と対処方法が図解入りで解説してあり素人にもわかりやすく非常にグッド。また、日ごろのメンテナンスもやさしく解説している。
惜しいのは、防水紙を使用し船に持ち込めるようになれば星5つ
船外機こだわりエンジニアリング講座―アウトボードエンジンの基本がわかる参考書
船外機こだわりエンジニアリング講座―アウトボードエンジンの基本がわかる参考書
Amazon価格:¥ 1,260 (定価:\ 1260)
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川は生きている―自然と人間 (講談社青い鳥文庫 (76‐1))
川は生きている―自然と人間 (講談社青い鳥文庫 (76‐1))
Amazon価格:¥ 609 (定価:\ 609)
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| 小さな子供に読み聞かせも
小5の娘の勉強用にという実利目的で「森は生きている」「お米は生きている」を読み、続いて本書を手にした。普段何気なく見ている川が果たしてきた重要な役割。小学校の課外活動でダム見学(神奈川県なら宮ヶ瀬ダム)に行ったりするが、その前に本書を読ませたい。幼稚園児や小学校低学年であれば親が読み聞かせをしてあげるのも良い。環境問題を自然に考えるきっかけになる。
残るは「道は生きている」だ。そういえば先週、娘が塾で「江戸を起点とする五街道をあげよ」なんて問題をやっていた。早速買って読んでみよう。中学受験の勉強は(親にとっても)本当にためになる。
海底大探検 (ドラえもん・ふしぎ探検シリーズ)
海底大探検 (ドラえもん・ふしぎ探検シリーズ)
Amazon価格:¥ 893 (定価:\ 893)
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