すすんでダマされる人たち ネットに潜むカウンターナレッジの危険な罠
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ダミアン・トンプソン | 日経BP社 | 2008-12-11

| どうして与太話は淘汰できないのか【社会的理由】
9.11陰謀論、予防注射と自閉症の関係など、有害な与太話が世に蔓延する状況をまとめています。
他にも本書で扱われる与太話は次のようなものが。
・インテリジェント・デザイン説
・イスラム圏における創造説
・アフリカ中心主義
・明代初期の中国が新大陸を発見していた説
・補完代替医療全般
同様の類書と比較すると、個々の与太話の解説やまとめはあまり要領を得ず、それらへのツッコミは浅い
感じで、たぶん食い足りない印象が残るのではないかと。
しかしながら、他の類書と比較して特筆すべき点があります。
まず、与太話そのものよりも、それが与太でありながら何故世の中に蔓延してしまうのかを問題にしている
ところ。さらに、何故与太が広がるのかを同様に主題にした他の類書が、いろんな認知バイアスなどの心理
的な部分にその理由を求めていたのに対して、本書ではその社会的要因に踏み込んでいるところに刮目。
本書で言及される与太に深い知識をお持ちの方も、5章と6章は必読かと思い中。
全面的には展開されていないけれど、例えば以下のような示唆が。
・データと検証を疎かにすることを正当化するポスト・モダニズム
・人種主義という批難を恐れるあまりの、イスラム圏やアフリカ中心主義への検証の鈍さ
・中国人が発見したというデマは、それでも中国人にとって都合が良いこと
上述のような示唆を総合しての、次のようなフレーズや造語は、深いものがあります。
・反体制や反権威が、反知性へと連続している
・デマ産業
とりわけ、出版社の事情など、「デマ産業」に言及した部分は本書の重大な貢献だと思います。みんな、
うっすらそうなんじゃないかしらって思っていても、はっきり「産業」に言及したのは勇気あることだと。
繰り返しますが、全般的に食い足りないものではありますが、与太話が蔓延する社会的要因に踏み込ん
でいるところが、本書に他の類書とは違った重要性を与えています。
補足:
大槻教授の解説は読まなくて良いかも
インターネットでお店やろうよ! ネットショップ「バカ売れ」読本 (アスキームック) (アスキームック)
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| アスキー・メディアワークス | 2008-12-16

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| なかなか使えます。
最新の広告の情報なども網羅されててなかなかグッド。
過去からある定番シリーズのようですが、今回内容を刷新したようで、
インターネット広告関連の情報も充実している印象を受けました。
文中で取り扱っている広告も最新のものが使われています。
コレ読んでいると、だいぶ広告業界も変わり目にきてるんだなあと感じました。
学者でなく、現場で働いている人が書いてるので、その辺の状況がリアルに
出ているような。明らかにネット方向に軸足がシフトしてきてるようです。
就活向けの学生だけでなく、関連業界で既に働いている人にも使い勝手が
よろしいんじゃないでしょうか。
Dear,こげんた―この子猫を知っていますか?
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| 猫に生まれなくてよかった
保健所では何百万もの動物が殺されているのにたった一匹の猫で…って感じ。
死んでもなお人間に利用されるなんてとことん惨めだね。
ネットコミュニティ白書(2009)
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株式会社メディアクリエイト | メディアクリエイト | 2008-12-19

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きっこの日記R 好き?好き?嫌い?編
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| 1と比較して
私がきっこさんに感じたイメージは「気が小さい」でも「がらっぱちが強い」そして「非常に強いバリアを感じる」でした。
それが「R」を読んでやっぱりそうだったんだ。と。
特に恋愛遍歴の最後のくだりで、人間不信に陥った話が出てきたのですが、きっとこれが私の感じた「バリア」なのかも知れないと思いました。
その他「心の中の実験君」「猫の恩返し」「身勝手な嫌煙者」は読んでいて感心させられたり、笑ったり。驚いたり。
ただ1つ・・・。
「心の美しさ」だけは共感できませんでした。
何故ならば、きっこさんがそんなに心の美しい人だとは思えないからです。
嫌いな相手に対して「気持ち悪い」と吐き捨てる。
著名人のそっくりさんをブログに貼りつける。
一発ギャグを貼り付ける。と、余りにも悪ふざけが目立つからです。
そんな人が心の美しさを語っても説得力が無いと思いました。
全体的に内容はとても充実していて楽しく読むことが出来ましたが、「心の美しさ」は共感できない部分として、星は4つです。
電波男
電波男
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| オタクに贈るクィア宣言
主観が強すぎるのは置いておくとして、この本は、
いわば、オタクという現代の(一種の)「セクシャルマイノリティ」であり、「被差別階級」であり、「被搾取階級」である者のうちの一人の叫びである。
この本は、女性から見れば不快感を催すかもしれない。
そりゃそうだ。自分たちが悪い、とか書かれたら誰もが不快感を覚えるに決まっているのだから。
だが、アキバの例の事件を思うと、改めてこの本の重さに驚かされる。
K容疑者は「オタクではなかった」とはいえ、「弱者男性」ではあった。
もし、彼が「萌え」に入れたらこのような惨劇は起きなかったかもしれない……。
だが、世間は我々に対して冷たい。
実在しない「萌え対象」まで、「性的な搾取」といわれ、非難される始末である!!
もし、「萌え」を失い、現実に押しつぶされなければならないとすれば、我々はエネルギーをどこにぶつけるだろうか?
対外戦争か、果てまた革命か、それともレミングのごとく自ら滅びを選ぶのか……?
まさに、この書は「われわれはクィアである」と叫んでいるのである。
万国の弱者男性よ、団結せよ!!
ネットvsマスコミ!大戦争の真実―不祥事続きのマスコミへNO!ネットの逆襲 (OAK MOOK 142 撃論ムック)
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| オークラ出版 | 2007-04

| マスコミvsクチコミ
ネットの本質はグローバルな井戸端会議である。
この本質を見抜けない限り、マスゴミに未来はないだろう。
ネットは新聞を殺すのか-変貌するマスメディア
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Amazon価格:¥ 1,575 (定価:\ 1575)
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国際社会経済研究所 | NTT出版 | 2003-09-25

| 個人発信の情報ツール
本書で言うところのネットというのは個人をさしている。つまりは個人発信による情報メディアがマスメディアを駆逐するかということを論じている。
2003年当時の本ということもあり、同時のブログ熱が沸き起こってくる予感がふつふつと伝わってくるから面白い。
実際にメディアとしてもしくはツールとしてブログなどがどのような位置づけで落ち着くのかはまだまだ定かではないが、ひとつの情報発信としてのツール。情報共有のツールとしての価値は確実に根付いていくものと本書を読んで感じた。

