リルケの検索結果

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ショスタコーヴィチ:交響曲第14番「死者の歌」

ショスタコーヴィチ:交響曲第14番「死者の歌」

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アシュケナージ(ヴラディーミル) | ユニバーサル ミュージック クラシック |



星5つ | アシュケナージとNHK交響楽団による結実と呼ぶのにふさわしい録音
NHK交響楽団にとって、デュトワ、そしてアシュケナージを音楽監督に迎えたことは、非常に意義がが大きかったと思う。とくにドイツ・オーストリアものに重きを置いていたこのオーケストラが、より多様なジャンルにおいても、その適性を示したことが貴重だ。しかも、両指揮者とも世界的なレーベルであるデッカとのつながりがあり、このレーベルからNHK交響楽団の名でアルバムをリリースできたことは慶賀の至りだと思う。(そして、楽曲がデュトワの場合プロコフィエフであり、アシュケナージの場合、本盤を含めたショスタコーヴィチの3曲である!)

ショスタコーヴィチの交響曲第14番は「死者の歌」の副題が示すように、アポリネール、リルケ、キュヘルベルらの死に関する11編の詩に曲をつけたものだが、登場する楽器は弦楽器陣と打楽器群だけで、しかも楽章ごとにその編成は変わってゆく。このような変り種の交響曲では、一人一人の奏者の技術力がより試されることになるが、NHK交響楽団の技量は十二分な高さを示しており、ショスタコーヴィチの求めた音色はよく再現されていると思う。第2楽章から第3楽章への転身ぶりも鮮やかで、断片のようなモチーフも鋭い影を刻んでいる。

アシュケナージの指揮は、特に詩の意味深な「ヒネリ」を意識せずに、純音楽的に、室内楽的・均質的なものを目指しており、そういった意味で二人の独唱者(レイフェルクスとロジャーズ)の歌いぶりも過剰な演出を配したノーブルさを保っており、品位が高い演奏となっている。もちろん、もっとどろどろと演奏するやり方もあるのですが、私の場合はこういう演奏が結構好きだ。(あまり政治的なメッセージに凝らない方がいいと思う)。管弦楽ともども個性的な各楽章の魅力を的確に伝えており、録音も安定している。アシュケナージとNHK交響楽団による結実と呼ぶのにふさわしい録音となった。


R.シュトラウス : 「4つの最後の歌」 / ワーグナー : 「ヴェーゼンドンクの5つの詩」他

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イーグレン(ジェーン) | ソニーレコード |



星5つ |


「21世紀へのアリア」牟岐礼ベスト・セレクション《NHKスペシャルより》

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佐藤しのぶ | マーキュリー・ミュージックエンタテインメント |



星5つ |


リルケ詩集 (新潮文庫)

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リルケ | 新潮社 | 1963-02



星4つ | 待て……この味わい………
本作は自分にとって、バイロンほどの熱狂や情熱、シェリーほどの美しさを感じ取れるものではありませんでした。
訳が直訳過ぎるのか、独特なのか、或いはリルケ自身がそういった文体を用いているのか、
自分には皆目判別がつきませんが、接続詞の前後の繋がりに理解し辛い箇所が多数見受けられる事や、
多用される倒置、変則的な節の区切り等、一見しただけでは非常に詩の内容が捉え辛いのです。

しかし。
『待て……この味わい………』

上記は本レビューのタイトルであり、
オルフォイスへのソネットに収録されている詩のタイトルであり、何より偽らざる自分の素直な読感でもあります。
冒頭で列挙した点を差し引いても惹き付けられた事は紛れも無い事実です。
あくまで形式的な詩、概念的な表現に囚われていた自分にとって本作は衝撃的でした。
なにせそこには、型に囚われない自由な表現、溢れんばかりの叙情が多分に含まれているのですから。


若き詩人への手紙・若き女性への手紙 (新潮文庫)

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高安 国世 | 新潮社 | 1953-01



星4つ | 天使にラブソング2
天使にラブソングを2のDVD(LD)で、
リルケの若き詩人への手紙の一節の引用がでてきました。

若い人が、芸術への道を進むかどうか悩んだときに、
読むのと役に立つことがわかりました。

この本を読んで、ピンと来なければ、
DVDの天使にラブソングを2を見てみてください。


神さまの話 (新潮文庫)

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リルケ | 新潮社 | 2007-11



星3つ | すべて解らなくてもいいじゃない〜語られない部分を想像する楽しみ。
本書は当時オーストリア領だった現チェコの首都プラハに生まれた20世紀の詩人リルケが若き日のロシア旅行から帰国後たった7日間で書き上げた、神さまについての13のお伽噺を集めた短編集です。本書の構成は最後の一編を除いて、作者らしい青年が最初に大人に伝えて後に子どもたちにお話する様に依頼するという体裁を取っています。青年の話は、作中人物が思わずそれでおしまいなの?と聞き返す程に尻切れとんぼに終わるパターンが多く、私も読んでいて最初は作者が何を言いたいのか判然とせず苛立ちもしましたが、次第に終わりに近づくにつれて作者の意図が見えてきました。作中で青年が語る相手の受け取り方によって素晴らしい話にも、まるっきりつまらない話にも聞こえるように、いろんな可能性を秘めたまま読み手に想像する楽しみを残してくれているのだと。死についての不安に満ちた曖昧な結末や、乞食への憐みの心遣いが心に残りましたが、何といっても最後の『闇にきかせた話』が秀逸です。ある男が懐かしい故郷の町へ十二年振りに帰郷します。やがて男は幼年時代の思い出の中にいた女の子を探します。そして、事情により今でいう所のシングル・マザーとなった女性と再会するのですが、話し合う内に不意に昔いっしょに過ごした時の情景が時間を飛び越えて二人の心の中で鮮やかに甦るのです。ふたりが共有する思い出や感情は言葉で表せませんが、まるで夢のような淡い心象風景が伝わって来ます。感動的で暖かくロマンチックな余韻が漂う幸福感に満ちた素晴らしいエンディングの物語です。1900年に出版された100年以上の時を超えて読み継がれる名作を、どうぞお楽しみ下さいね。


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