アルフレッド・W・クロスビーの検索結果

アルフレッド・W・クロスビーの検索結果
DHCオンラインショップ

史上最悪のインフルエンザ-忘れられたパンデミック 新装版 付「パンデミック・インフルエンザ研究の進歩と新たな憂い」

史上最悪のインフルエンザ-忘れられたパンデミック 新装版 付「パンデミック・インフルエンザ研究の進歩と新たな憂い」

Amazon価格:¥ 4,620 (定価:\ 4620)

近日発売 予約可

アルフレッド・W・クロスビー | みすず書房 | 2009-01-08



|


数量化革命

数量化革命

Amazon価格:¥ 3,360 (定価:\ 3360)

通常24時間以内に発送

アルフレッド・W・クロスビー | 紀伊国屋書店 | 2003-10-29



星5つ | 音楽と会計
 欧州での中世から近世へと移行するに際し 物事の「数量化」と「視覚化」が大きな役割を果たした点を解明する一冊である。

 既に「数量化」「視覚化」を前提とした現代に生まれた小生ゆえ 「当たり前」であることが 実は「革命」であったという本書は 目からうろこが落ちる思いである。歴史の本を読む楽しさの一つは 自分が持っている常識が いかなる経緯で常識となっていったのかが分かる点であると思っている。

 また 本書の特色としては 数学、音楽、絵画、会計という 現代人から見ると全く異なる世界を 横串で突き刺し それらが誕生した際にあった共通の心性を見事に炙り出している点にある。会計と音楽を貫く時代の精神がかつてあったという点は 「現代会計入門」とかいう本をたまに読まざるを得ない サラリーマンたる小生にしても 一服の清涼感である。音楽を聴くように会計を勉強すればよいのだ。

 仕事に直接関係ない本を読むことは 気分転換になるし 勉強にもなる。しかし それ以上に 特に このような本を読んでいると 日々の仕事に潜んでいる 歴史、人間の「精神」が見えてくることがある。そうなると仕事も馬鹿にできない。仕事の先に見えてくる「精神」。そんなものも信じているのが若干楽観的な小生ではある。


飛び道具の人類史―火を投げるサルが宇宙を飛ぶまで

飛び道具の人類史―火を投げるサルが宇宙を飛ぶまで

Amazon価格:¥ 2,940 (定価:\ 2940)

通常24時間以内に発送

アルフレッド・W. クロスビー | 紀伊國屋書店 | 2006-05



星4つ | パズルがサーっと一枚の絵に再構成されていく爽快感
 「数量化革命」の歴史学者アルフレッド・W. クロスビーの新作(といっても原著は2002年)です。久しぶりに連続で一気に読まずにはいられない本でした。
 「ヒトの優位性は、物を遠くに投げ火を扱う能力・意欲にある」という仮説が、クロスビーの頭脳に蓄積された膨大な知識によって十分な説得力を持って強化されています。ばらばらだったパズルが、サーっと一枚の絵に再構成されていく爽快感があります。
 仕事・生活に埋没してついつい自身の肉体的な機能・能力への関心が薄れてしまう現代人の中にも、野球やサッカーへの説明のできない関心と郷愁を持っている人はたくさんいますが、それはヒトとしての成り立ちに起因しているのかもしれません。終盤、人類が宇宙を目指す話まで話は広がりますが、それも進化の必然と感じさせてくれる結びでした。
 本筋とは離れますが、もうひとつ感想。オスマントルコがコンスタンチノープルの攻撃に使った臼砲の技師やナチスがイギリス攻撃に使ったV2ロケットの開発者など、技術者は権力者のポリシーを問わず場合によっては鞍替えしてまで「火を投げる技術」の開発に没頭するします。人類における「利己的な遺伝子」を見る思いがしました。技術者は権力者のための道具を準備する脇役ではなく、より本質的な存在なのかもしれません。時の権力者は、その遺伝子を継承するためのコンテナとして機会と資金を準備するだけの存在に過ぎないとしたらどうでしょう。業界は違いますがたとえばGoogleを見ているとそんな本質が表面にも浮き出ている気がしてきます。

 「銃・病原菌・鉄1万3000年にわたる人類史の謎」、「文明崩壊」のジャレド ダイアモンドの進化生物学者としてのアプローチと読み比べるとさらに深みが増す感じがします。


+ 商品検索 +
+ PR +