Dr.House
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TVサントラ | インペリアルレコード |

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自由からの逃走 新版
自由からの逃走 新版
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| 逆説的な標題に興味がありました。
束縛からの逃走というのなら、雰囲気がわかりますが、自由からの逃走というのは、逆説的です。
自由そのものが心理的に加わる圧迫と空虚さでしょうか。
フロイトのような難しい議論ではなく、どちらかと社会の中での人間の心理についての考え方が書かれているように感じました。
分かりやすかったので、他の文献も読もうと思いました。
愛するということ
愛するということ
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| 愛には「修練」が効くと説く本。良書である。
愛の存在を信じる人は多いが、愛が何かを知っている人は少ない。それは、愛というものを自分勝手なご都合主義で理解したつもりになっていて、「そこに既に存在するもの」として認識している人が殆どだからだろう。
しかし本書では、愛を他との合一欲求と捉えている。それは、少年期から意識の内部に醸成される「自己」により、他者(全ての事象)から自分自身を切り離して認識するすることから始まる「孤立」や「孤独」をバランスさせるためのものなのだという。しかし、愛は、自分を殺して他と同調する事とは全く異なる。孤独から逃げるために行う追従ではなく、自己が自己のまま、しかし全体の一部として大切にされる、あるいは他者を他者のまましかし全体の一部として大切にする、ことである。こうしたことの実践には技術が必要であり、技術を獲得するには修練が有効なのである。とくに、愛の対象が人である場合には、修練によって技術を向上させることの意義は大きい‥と、著者は言っている(私の理解では)と思う。
生きるということ
生きるということ
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| 今こそ読まれるべき名著
この本を最初に読んだのは、10代の後半だったが、人生で最も影響を受
けた本かもしれない。
フロムの言う「あること(to be)」とは、仏教における無執着・禅の悟
りの境地に近く、親交のあった鈴木大拙の影響が見られる。「仏教ブー
ム」の昨今、西洋の思想家にもこういう人がいたことを知ってもらいた
い。そして、この本をきっかけにフロムの初期の著作に進むとなおよい
と思う。
しいて難点を言うならば、彼の『正気の社会』などにもみられるのだ
が、本書後半でフロムの構想する社会思想が、非常に粗削りでナイー
ブ、そしてユートピア的なものである点。
しかしそれを差し引いても、存在とは何か、生きるとは何かを考え、迷
っている若者や社会人に、一つの力強い方向性を示してくれ、人を勇気
づける本だ。現代の古典的名著だと思う。
蛇足ながら。本著を読んでも、「自分は〈あること〉で生きていないの
ではないか」などと日常、くよくよ悩まないこと。それも一つの執着で
あり、「持つ様式」だろう。「過ち」や「欠点」も含め、今ある全存在
を肯定して、少しずつ「あること」に近づいていく<プロセス>こそ、
あること(being)の道なのだから。

