CIA秘録上
CIA秘録上
Amazon価格:¥ 1,950 (定価:\ 1950)
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| 実名に勝る情報なし、必見の本
30年近くCIAや国防省といった諜報分野の取材をしてきた著者が、
「パールハーバーを繰り返すまい」という使命で設立されたCIAの誕生から現在までを記した本。
内容は、朝鮮戦争やキューバ危機、9.11の同時多発テロなど、CIAが情報を見誤り、
情報機関として失敗した事例をふんだんに盛り込んでいる。
特に印象に残ったのは、CIAによる自民党への秘密献金(上巻第12章)、イラクで大量破壊兵器があるという偽の情報伝達(下巻第50章)。
恥ずかしながら、自民党への秘密献金があったこと、そして、どの政治家がCIAの協力者であったかを初めて知った。
そして、アメリカがイラク戦争に突き進んだ理由となる「大量破壊兵器の存在」が、いかに根拠に欠くものであるのかということにも驚いた。
この本のすごさは、本全体で「誰に何を聞いたか」「誰がどこで何を言ったか」が、
実名で書かれていること。
日本の新聞によくあるような、関係者によると・・・ということはしていない。
歴代長官らからのインタビュー、秘密文書などを丹念に調べ上げた取材結果を実名で記しているのだ。だからこそ、説得力と重みが違う。
文末についた注釈(取材ソース)が上下巻で計約200ページに昇っているのも驚きだ。
とはいえ、上下巻とも読みこなすのはなかなか疲れる。
買おうかどうか迷っている人は、下巻に書かれた編集部による解説(379〜393ページ)をまず読んでみては。
CIA秘録 下
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