ドストエフスキーの検索結果

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ショスタコーヴィチ:レビャートキン大尉の4つの詩

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星4つ | 坂東玉三郎 ナスターシャ
坂東玉三郎ファンならとても良い内容とおもいます。


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星4つ | 夜中に一人で見ましょう
“羅生門”と“生きる”という二大傑作に挟まれているこの作品、もし完全版として残っていたらこれらと並ぶ傑作たりえたかどうかは永遠の謎ですが、それでもドストエフスキーの小説を扱った映画としては本当に最高なのではないかと思います。 同時に彼の作品は映像化するのがほとんど不可能だということまで露呈せしめた勇気ある失敗作だと思います。

役者たちが大変な熱演。 しかし、もともとドストエフスキーの描くキャラ達は猛烈な行動をとることが多いのですが、黒澤流のパワフルな演出で、生身の役者さんを使ってその狂熱振りを再現するとやはり奇妙なことになるのではないでしょうか。 配役的にはほぼ完璧でも、時折やや力みすぎで苦笑を禁じえないところがあります。 ムイシュキン役を演じた森雅之は一世一代の名演ですが、これも文章ならともかく生身の人間がやるのは本当に大変。 素晴らしい、と思うと同時に、本当にこんな男いるのかなあ?という疑問が頭から離れません(もっともそれがドストエフスキーの狙いなのかも知れませんが)。 でも、三船に襲われて癲癇の発作を起こす場面の芝居はホントにすごい迫力です。 それからなんと言っても、ナスターシャ(原節子)に自分が処刑されかかった体験を話す場面。 これは全黒澤作品中でも屈指の名場面だと思います。

この作品はなんといっても夜中に一人で見るのが一番でしょう。 間違っても黒澤ビギナーズやドストエフスキーを読んだことの無い人と一緒に見てはいけません。 以前友人のアメリカ人に見せたところ、三船の力演をコメディと受け取ったのか、爆笑していました。 悔しいけど、そうなっても仕方が無い部分があるのも事実です。


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星4つ | 切ない そして背景の人々が心に残る映画だ。
 イタリアの貧しい港町が舞台。最初はこの登場する二人、マリオとナタリアの人物像がつかめなくて、困った。だが、次第に物語に引き込まれていった。後半のダンスホールはよかった。確かに50年前のイタリアの若者の青春がそこにはあった。この後、物語は急展開していくのだが。美しい雪の場面もよかった。ナタリアの最後の台詞も印象深い。☆四つはストリーがちょっとみえるところから。
 それにしても、物語にそこはかとなく描かれる貧しいイタリアの姿が、とても印象に残る映画だった。どうして道ばたにあれほど人が、なにをするのでもなくいるのか、夜遅くどこかもの悲しさの残る酒場、悲しげな表情の娼婦、空襲の後だろうか、ビルの残骸……。裸電球が風に揺らぐ姿。それがストリー以上に心に残る。


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星4つ | これは隠れた名作ではないのか?
今まで黒沢作品は何となく敬遠していた。
「武骨な男の世界」という感じがしていたのが主な理由ですが・・。
しかしこの作品は好きな俳優の森雅之が主演なので見てみようという気になり見始めたところ一気に最後まで見てしまった。
主演の森雅之が純粋無垢な青年役を好演していたのは勿論のこと原節子がそれまでの役と180度違う高級娼婦の役しかもかなり複雑な心情を表情で好演していました。
小津安二郎の映画のいつも同じような役柄を見ている限りではこんな名演技が出来る方だとは思いませんでした。
また、三船敏郎、久我美子もそれぞれその役柄になり切っていて素晴らしかった。
雪の北海道でロケをしたのもベストな選択でしょう。
ロシア文学をこのように日本の俳優を使って違和感なく優れた映画に仕上げた黒沢監督の力量は大したものではないでしょうか。
封切り当時はあまりヒットしなかったという話ですが1951年ではまだ戦争の爪あとも生々しい時代でありこういう重々しいテーマの作品が受け入れられる素地は少なかったということなのでしょうかね?
この作品は名監督と名俳優たちの共鳴が感じられる隠れた名作です。


カラマーゾフの兄弟1 (光文社古典新訳文庫)

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ドストエフスキー | 光文社 | 2006-09-07



星4つ | こんな私でも読み通しました。
 全5巻読みきりました。他の翻訳で何回か読み始めたことはありますが、100ページ以内で投げ出していました。些細なことは別にして、読みきれたということだけで☆☆☆☆☆です。
 この作品は著者の5ページほどの序文がついていてそこには「主人公は偉大ではなくこの物語を書く意味があるのだろうか」とか「最初の物語の2ページめで投げ出しても良い」などがあり、作品に付き合う覚悟の程を試されているようです。読後、気がついたのですが第5巻に60ページほどのエピローグがあります。最初にここを読むことをお勧めします。全体の雰囲気が凝縮されています。最後に主人公が子供たちに伝えるメッセージはこれだけで感動的です。
 翻訳の亀山先生は解説で音楽的な要素があることを強調されています。私は交響曲などより「フィガロの結婚」「ドン・ジョバンニ」のさまざまな性格の人物があるがままに生き生きと活躍するゴージャスな世界「魔笛」「マタイ受難曲」の神秘的、瞑想的な音楽を感じました。サスペンス(今日の科学捜査を前提にすればナンセンス)、恋愛、宗教、哲学などの要素を含む長大な作品をこれだけ飽きさせず読ませるというのは音楽を意識しながら翻訳されたためだと思いました。一読、いや二読、三読をお勧めします。


カラマーゾフの兄弟2 (光文社古典新訳文庫)

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ドストエフスキー | 光文社 | 2006-11-09



星4つ | なんてエネルギッシュで、思いのあふれる本なんだろう
「たとえ人生が信じられなくなり、大切な女性にも世の中の秩序にも幻滅して、それどころか、すべてが無秩序でのろわしくて、ひょっとして悪魔の混沌そのままなんだとまで確信して、人が幻滅することからくるいろんな恐怖にうちのめされたって、やっぱりおれは生きていたい。人生という大きな杯にいったん唇をつけた以上、最後までこれを飲み干さない限り、ぜったいに手をはなさない、ってな!」 。人生という壁に思い切りぶちあたって、味わいつくして、壊してしまうような、激しいインパクトに魅了される。100年近く前の古典といっても、今読んでも新鮮に心に響く。脱帽。


カラマーゾフの兄弟 4 (光文社古典新訳文庫)

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ドストエフスキー | 光文社 | 2007-07-12



星4つ | 圧倒的な筆力だが、後半だれた
古典新訳文庫。読みやすく、1巻からずっと仕事の合間を見つけて読んできたが、4巻の裁判で止まりがちになり、半年くらいかけてぼちぼち読んだ。人間存在に関する様々な洞察が深く、しばしば書き留めたくなるようなフレーズがある。しかし、増長な文章の中でマラソンをしているようで、特に最終検事の答弁などは、もうちょっとシンプルでもいいのではないかと思う。


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