ベノワ・B・マンデルブロの検索結果

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禁断の市場 フラクタルでみるリスクとリターン

禁断の市場 フラクタルでみるリスクとリターン

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ベノワ・B・マンデルブロ | 東洋経済新報社 | 2008-06-06



星4つ | メチャメチャ面白い。ただ・・・
著者は、『フラクタルの父』の異名を持つ数学者。

内容は学術的だししかも面白い。名著。

しかし、あまりに平易に書こうとしすぎているために、厳密な議論を端折り過ぎで、
なんとなく触りを把握するには良いが、きちんと理解しようとすると逆にかなりキツい。

特に、ハースト指数の概念については
翻訳上のミスなのか、巻末の注釈だけでは
誤解を与える数式の表現となっている。

カオスと資本市場―資本市場分析の新視点
や長期記憶過程の統計―自己相似な時系列の理論と方法
などを併読すれば、理解が深まると思われる。

煽情的なタイトルは、内容に誤解を招きかねないのが残念。

以上を加味して★がマイナス一点。

効率市場仮説に疑問を感じている人が読めばかなりの発見が得られるだろう。


フラクタル幾何学

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ベノワ・B・マンデルブロ | 日経サイエンス | 1984-12



星5つ | フラクタルの美
始めてカオス理論を知ったとき、有頂天になった。
この理論があれば、何でも、そう天気、心理、経済でも
説明がつくんじゃないかと思ったのだ。
(ひも理論なんて存在すら知らなかった)
そうした錯覚に陥ってしまうほど万能な理論体系に思えたのは
既知の考え方を覆してしまう「分数次元」という考え方だ。

小学校レベルの「さんすー」しかわかってない私にとって
平面=縦と横
このように簡単に把握できるものだった。
ところが平面は線が無数に集まって形成されたもの
じゃ、その線がちょこっと足りなかったらどうする?
それは平面って言えるの?
そんな低レベルなところで行き詰ってしまう私でも読めたのは

フラクタル幾何学がおりなす、美しい世界があったからである。
模様が、寄り集まってまた同じ模様を作る。自己相似性の
典型図、ジュリア集合
名前からして雅やかな響きである。
こうした甘美な世界を知ったとき、身の程知らずにも程があるが
カオス理論へずるずるはまっていってしまったのだ。
青春の戯言とでもいうべき、熱心さでずぶずぶはまってしまい

脳に硬化現象が見られる今になっても抜け出せないでいる。
理論なんかうっちゃっておいてもいい。
この美しさを是非堪能していただきたい。


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