寺山修司ラジオ・ドラマCD「恐山」
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| こわいけど・・・
ラジオドラマというのにはまた独特の世界があるようで、音が視覚や味覚のような、五感の感覚をすべて支配するように思われる。
心臓をきりきりと絞られるような、暗ーい寂しい気持ちでいっぱいになるけれど、最後の台詞を聴いたときに、とてもさっぱりした笑いがこみ上げてきて笑ってしまった。さっきまで心臓がきりきりしていたのにこんな事もあるのだなと思った。
お腹の底の生きる力を無理やり引きずり出すようなそんな話だと思います。
和音~songs for children~
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| どうしても《切手のない贈り物》が欲しかった!結果音楽性抜群の良い作品に出会えました。
切手のない贈り物♪が欲しかっただけなので収録されているアルバムということで購入しました。さて、聴き始めたら…アレンジも良くカヴァー曲というよりDEENの良さを実感。
また、演奏、参加アーティストも豪華なので音楽センス抜群です。
知っている曲ばかりですが、現代的に楽しみながら、そしてしんみり聴くことができる作品でお気に入りの1枚になります。
曲目だけで決めないでぜひこの作品を聴いてみてください。
新しい作品に出会えます。
平成6年度NHK全国学校音楽コンクール / 高等学校の部
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完全なる飼育 赤い殺意 [VHS]
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益子恵一 | セディックインターナショナル |

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ジェンダー入門―知らないと恥ずかしい
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| 入門書としても読めるが
伊田広行さんのネット文献でこの書が紹介され批判されていたので、どんなものだろうと興味をひかれ読んでみました。
どちらかといえば、ある程度ジェンダー論に精通した人に新たな観点を提供する書と思えます。もちろん今の時勢を正しく把握していることを前提にすれば入門書としても読めます。
性役割を説明するのに、ニクラス・ルーマンの「規範的予期」と「認知的予期」の概念を導入して説明しているのは、なかなかよいアイデアだと思いました。バックラッシュ勢力からの批判の誤謬を、新たな観点から指摘しているのもおもしろいです。
ただ全般に、ジェンダーバイアスで得をするのは概ね男性であるなど、人生経験の乏しい学者の著すものはこの程度かといううらみも残りました。伊田さんを読んだ後だったからかもしれません。
“個”からはじめる生命論 (NHKブックス)
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| 呼びかける「誰か」
「生まれてこなければよかった」と、誰もが一度は思ったことがあるだろう。
人生が不幸に満ちていると思うとき、生まれたこと自体を呪う感情が芽生えるのは自然なことかもしれない。
だが本人にとって「生まれてこなかった」状態は、比較する主体がそもそも存在せず、いまの人生と生まれなかった場合とを比較することは理論上不可能だ。
ではその比較は無意味なのか?と著者は問う。
その問題への入り口は、障害を持って生まれた本人が「生まれない権利」を侵害されたとして医師相手に起こすロングフル・ライフ訴訟である。
その訴訟を批判して「障害を持っていても生まれたこと自体がすばらしいのだから」「どんな命も存在するだけで正しい」という生命賛美は一見正当であるが、重度の障害を持った人生は現実的に健常者に比べ多くの苦難と制約を伴うものであり、その事実への理解を欠いた「命はすばらしい」という題目は抑圧的にしか働かない。
それゆえ、過失と損害賠償を認定したいくつかの判例は、存在と非存在は比較不可能であるとする理論上正しい判断よりも、現実的に苦しんでいる人は救済されるべきというプラグマティックな意味で一定の正当性がある。
日本でも生命の意味合いは功利主義的に変化しつつある中で、著者は「生命」という言葉によって一般化、抽象化されない、私たちが呼びかける交換不可能な「誰か」の存在から倫理をはじめる。そして制度上の功利主義を受容しつつ、それでもなお生命を賛美する回路があり得るのか、著者は絡まる論理をフーコー、アレント、アガンベン、宮崎駿などを読み解きながら考えていく。
帯にあるように生命の線引き論争に終止符は打たれるわけではないし、功利主義者と真正面から対決しているわけではない。功利主義を超える生命論への一つのアプローチとして、難しい部分もあるが一読の価値は十分にある。
ジェンダー (図解雑学)
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| 別の書き方はなかったか
私自身「性別分業の固定化」にははっきり反対の立場をとっている人間で、本書とそれほど意見を異にするわけではありません。けれども、いや、だからこそ、こうした「お手軽」系の入門書ぐらいはもう少し中立的な立場から書けなかったものか、と思ってしまいます。「ジェンダー」は現実には論争ただなかの事柄であり、その実情を踏まえれば入門書の書き手に「責任」というものがあるでしょう。もちろん完全な不偏不党は幻想だとしても、性別分業論者や「父性・母性の復権」論、「脳の性差」論といった、反対の立場の主張に相応の目配せをした記述はできたはずです。「ジェンダーフリー」派の意見だけをあたかも定説のように書くというのは、論争の成立をまるで認めていないと言わんばかりです(編集部による執筆者の選定に問題があったのでは?)。歴史認識論争などにも言えることですが、こういう姿勢が独善的な印象を強くし、結果的に離反者を続々と出すことにつながりはしないか、気にかかるところです。

