会田 弘継の検索結果

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アメリカの終わり (講談社BIZ)

アメリカの終わり (講談社BIZ)

Amazon価格:¥ 1,890 (定価:\ 1890)

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フランシス・フクヤマ | 講談社 | 2006-11-29



星4つ | 「アメリカの終わり」にはまだ早いが、すくなくとも、「アメリカの終わり」の始まりを感じさせる本である。
 その後の世界の動きは承知のとおり、9.11に象徴されるように、世界各地でテロが頻発するなど、不安定要因が拡大してきている。
 そういった中で、自身をネオコンと称していた著者が、今のアメリカの動きを批判し、どういう道を探るべきなのかを提言しているのが本書である。

 今の国連は、大半の活動が機能不全の状態に陥っており、改革するよりもむしろ多数の国際機関が安全保障や経済、環境などの問題に分担して担当していく姿が望ましいとしている。
 また、「予防戦争」としたイラク戦争は失敗であり、アメリカが侵攻したイラクを見て、北朝鮮やイランが核開発のペースを速めることにつながったと分析し、ここのところの、安易に軍事力に頼ってばかりのアメリカへの、鋭い警鐘となっている。
 
 「アメリカの終わり」にはまだ早いが、すくなくとも、「アメリカの終わり」の始まりを感じさせる本である。


追跡・アメリカの思想家たち (新潮選書)

追跡・アメリカの思想家たち (新潮選書)

Amazon価格:¥ 1,155 (定価:\ 1155)

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会田 弘継 | 新潮社 | 2008-09



星4つ | 多様な現代米国思想をジャーナリストの眼で描いた好著
試みにリベラルという言葉を広辞苑で引いてみると自由主義的あるいは自由主義者となっている。従来の日本語の感覚からいうと自由を重んじて政治的には統制経済に反対の立場に立つ人物がリベラリストとなるが、どうも違うらしい。
米国政治は共和党と民主党の2大政党制といわれる。共和党は保守政党であってネオコンとはそれが先鋭化したものとして日本でも揶揄される傾向があるが、そう簡単なものではないらしい。また民主党はリベラルといわれるが、ハイエク流の自由主義を指向しているわけではなく、著者は誤解を避けるためリベラル(進歩派)としている。これらのことは米国政治や思想に詳しい人にとっては自明のことなのかもしれないが、素人にとっては理解のために有難い。著者はジャーナリストであり直接、思想家に会って取材をする強みがあり説得力を増している。

米国ではエドマンド・バークの保守思想を継承する思想家が戦後のラッセル・カークまで現われなかったのは意外であった。ネオコンの出自についても興味深い事実が語られる。そして米国ではどのような態度を取るにせよ、宗教(キリスト教)と思想は切り離すことができないことが実感される。
確かに現代の米国の(政治)思想は多様であり、また同じ思想家においても変化して止まない。そしてサブプライム問題を契機とする世界的な金融崩壊の脅威の中から今後、米国でどのような思想が生まれてくるのであろうか? 著者には是非、フォローしてもらいたいものである。


戦争を始めるのは誰か―湾岸戦争とアメリカ議会 (講談社現代新書)

戦争を始めるのは誰か―湾岸戦争とアメリカ議会 (講談社現代新書)

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会田 弘継 | 講談社 | 1994-01



星5つ | 和戦の決の覚悟を問う
 湾岸戦争の開戦時にアメリカ議会で行われた討論を追った本です。国家としての和戦の決の重要性を理解するが故の苦悩や葛藤、個々の良心のせめぎ合いが「目の前に」現れたような思いを抱かせてくれます。
 日本の国会議員の方々もアメリカ議会の議員の「和戦の決」の重要性に気がついてくれているのでしょうか。
 拉致事件や領海侵犯という主権侵害事件の続発に対する日本の国会議員の覚悟を問う試金石となる本だと思います。
【おススメな人】拉致事件など主権侵害事件について興味のある方


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