デイリー日タイ英・タイ日英辞典
デイリー日タイ英・タイ日英辞典
Amazon価格:¥ 2,730 (定価:\ 2730)
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| 予算内では最適の辞典
マイナーな語学を勉強しようとするとき、誰もが困るのが辞書だと思います。文法や会話の本は、手ごろな価格で販売されていますが、辞書となると、本当に役にたつだけの語彙がのっているものは、目の玉が飛び出ます。かといって、へたに安価なものに手を出すと、語彙が少なくて、安物買いの銭失い、になってしまいます。
私自身、これが2冊めのタイ語辞書です。単語帳に過ぎないと批判する人もいますが、この価格で、とりあえず必要な語彙がのっていて、というのは、本当にありがたいです。
経済的に余裕のない人に、ぜひともお勧めしたい辞書です。
たのしいタイ語―一冊で学ぶ会話、文法、文字
たのしいタイ語―一冊で学ぶ会話、文法、文字
Amazon価格:¥ 2,310 (定価:\ 2310)
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| 章立がイマイチ
章立にもっと工夫がほしかった。最初に発音方法を解説し、最後に文字の書き方、中間は会話と、あまり体系的でない文法事項の羅列がこの本の構成。タイトルの「たのしい・・」は耳ざわりがいいが、学校や学生・若者など狭い世界を扱ったものがほとんどで、(個人的には)30代後半以降の社会人初心者にはあまり楽しめないと思う。ノンコンセプトな章立で、基礎からじっくり学びたい方には書店で確認してから購入することをお勧めする。最後の文字は以前の『やさしいタイ語 文字の読み書き』の一部をそのまま貼り付けただけでちょっとがっかりした(手抜きか?)。CDを付けて体裁を速習本にするなら初心者がわからない専門用語はやめたほうが良い。このような苦言は言いたくないが、私も含めこの出版社のファンが期待するのは価格の安さではなく、もっと学術的な内容のはず、今後に期待!
鏡の中を数える
鏡の中を数える
Amazon価格:¥ 1,890 (定価:\ 1890)
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プラープダー・ユン | タイフーン・ブックス・ジャパン | 2007-05

| 別に進化論的にタイの先にニッポン、その先にアメリカがある訳じゃないんだからさ
自己が2つに分裂してしまうモチーフとか、ポストモダン的な小説構造とか、いわゆる「個人」「自己」についての問題がこの短編集では取り上げられていて、なんというか欧米の反復っていうか、おさらいっていうか、タイって国のオリジナリティが感じられなくって、そこが面白くなかったかな。もちろん、オリジナルなんて無いってことが世界共通の今なんだろうし、アジアの国に「オリジナル」、固有なドラマを求めるって感性自体が、自らを先進国だと思って憚らないニッポン人の傲慢な視点であることは重々承知なんだけど。具体的に言うと、「ぼくには疲れも知らずに立て続けに踏み続けていられるミシンのように書くことは不可能だ」って文章、この“ミシン”ってアナロジーについつい好印象を持ってしまうような感性。ああ、やっぱタイはまだミシンなんだっていう。でも、この短編集には、そういう隙ってほとんど無くって、表面的には欧米、日本の小説との差異ってほとんどないんだよね。欧米や日本と一緒の土俵で考えたとき、逆に、ちょっとしたディティールに躓く。例えば、「ぼくの愛読書は何かですって。すみませんね。『星の王子さま』ではないし、『百年の孤独』でもないし、『窓際のトットちゃん』でもない、...(後略)」、このトットちゃんの捉え方って、ちょっと見当つかない。「オタッキーな家族」でも、トイレに対するこだわり方が、ちょっとニッポンのオタク解釈とはズレているように思える。欧米と変わらないじゃん、フラットじゃんって見えて微妙にずれてるパチもんな感じ。欧米諸国からしたら、ニッポンの文学も同様にパチもんに見えるのかも。著者あとがきの、親日的な感じもちょっと買いかぶりで、欧米の真似っこのニッポンをさらに真似っこすることの不毛を感じてしまう。別に進化論的にタイの先にニッポン、その先にアメリカがある訳じゃないんだからさ。やっぱオリジナリティ見たかったね。

