フェルメール全点踏破の旅 (集英社新書ヴィジュアル版) (集英社新書ヴィジュアル版)
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| 美術館に行く前に、ぜひ
2006年9月20日リリース。作品がたった37枚(確実なのは32枚)しかないフェルメールの作品を所蔵する美術館を訪ねて全点踏破するという実に愉しい企画。筆者が多くの文献と美術館に実際行ったときの様子も交えて語っておりとてもなかなか素晴らしい。その絵の持ち主の履歴を『来歴』と言うらしいのだが、そこにも詳しく触れている。
今や、フェルメールは日本で最も人気のある画家のようだ。これはやはりトレイシー・シュヴァリエの書いた小説『真珠の耳飾りの少女』とその映画化でスカーレット・ヨハンソンが演じた主人公の美しさが影響しているように思う。この本でフェルメールの作品全点を観て感じるのは、やはりその表情の神秘性にあるような気がする。昔、サルバドール・ダリの本を読んでいて、フェルメールの絵の秘密が分かれば絵が描けなくなってもかまわない、みたいなことを書いていたのを思い出す。
余談だが、現在、上野の東京都美術館で『フェルメール展(光の天才画家とデルフトの巨匠たち)』が開かれている(2008年8月2日-12月14日)。その展示の中にこの本の冒頭に登場する37枚目のフェルメールの作品、『ヴァージナルの前に座る若い女』が展示されている。2004年にフェルメールの作と認定されたばかりの話題の作品であり、是非ともご覧になることをオススメする。
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| フェルメールの足跡を辿りながら、絵の足跡を辿る
ほとんどミーハーに美術館の企画展を見に行く前に、入門のつもりで読んだのですが、ずぶの素人の私でも、わかりやすいというか、面白かったです。こういう風に見ていくと、完璧に見えていた絵にも、時期によってはフェルメールの戸惑いとか迷いのようなものも絵の中に垣間見ることができるんですね…。
盗まれたフェルメール (新潮選書)
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| 事実史
タイトルからミステリーを連想してしまい、読むにつれて事実史と実感。
なぜ、絵画が盗まれるのか、歴史的価値がもたらす影響力などを紐解いてくれる一冊。
あえて盗まれたフェルメールというタイトルにする必要性を感じなかった。

