競争戦略論 一橋ビジネスレビューブックス
競争戦略論 一橋ビジネスレビューブックス
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| 戦略論の体系を理解するためには最適な入門書
本書は、戦略論の全体像を理解するための「優れた教科書」といえる。
著者曰く、「本書で重視したのは、個々の理論の詳細を正確に記述することではなく、理論的な考え方の全体像を把握した上で、現実に物事を考える姿勢である」とのこと。したがって、本書は、戦略論に関する個々の知識の羅列ではなく、戦略論全体像と各戦略論の個別の位置づけが理解できる様に、著者なりの工夫がされていて好感が持てる。
また、「日本人が書いた戦略論テキスト」というキャッチコピーの通り、ケースの大半が身近な日本企業の実例で解説されているので、読み進めていく上で事例把握の為の負担が少ない。
戦略論としてのオリジナリティには欠けるが、戦略論の全体像を理解するには最適の入門書ではないか。
ビジネス・アーキテクチャ―製品・組織・プロセスの戦略的設計
ビジネス・アーキテクチャ―製品・組織・プロセスの戦略的設計
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| 有斐閣 | 2001-04

| 十分な内容であるといえる
この本は藤本先生、武石先生、青島先生を編者として、主にモジュール化、インテグラル化、オープン化、クローズド化というアーキテクチャーが製品、産業、組織に及ぼす影響を様々な角度から描いた論文集である。
アーキテクチャについては、理論的には完全ではないかもしれないが、多くの論文が様々な視点から述べているので、すべてを読めば、だいたいのところが理解できると思われる。
アーキテクチャがモジュール化されて、競争環境が厳しくなり、結果としてリーダー企業が現在は残っていない、あるいは逆にモジュール化が行き詰まってインテグラル化に進む例など、アーキテクチャーという切り口から製品、産業、組織をみると、ある程度、その業界の進む道が見えてくる。
つまりサラリーマンや技術者であれば、自らの職場を見直すことによって、将来に備えることができるかもしれない。最近の経営学でもかなり有用な概念を提供していると思われる。
惜しいのは、様々な角度を追求したため、多少、本文があらゆる意味で玉石混合になってしまっており、理論あり、実例あり、読みやすいものあり、難解なものあり、ということで統一感がとれていない。よって、多少、専門的な知識があるか、根性がある人でないと、読み通すのが難しいかもしれない。
であれば、藤本先生の『日本のもの造り哲学』を読むのも手かもしれない。まあ、以上を勘案しても、素晴らしい本だと思うので、興味ある人には一読を勧めたい。理論編である1章、2章だけでも十分役立ちます。
技術とイノベーションの戦略的マネジメント (上)
技術とイノベーションの戦略的マネジメント (上)
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ロバート・A・バーゲルマン | 翔泳社 | 2007-07-31

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