風の男 白洲次郎 (新潮文庫)
風の男 白洲次郎 (新潮文庫)
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| 一陣の風が吹き抜けたかのような清々しい人物像に魅了された
終戦直後、米国の統治下にあった日本。欧米人に対してとかく卑屈になりがちな我が国にあって、臆することなく言いたいことを言った男。歯に衣着せず、ずけずけとした物言いはするけれど、これと信頼した人物に対しては面倒見の良かった義の男。信念をもって己を投げ出すことのできる男。白州次郎は、そういう男だ。
一陣の風が通り過ぎたような清々しい生き方を貫いた白州次郎の人となりが、彼と関わった人たちの証言から伝わってくる評伝集。いくつもの印象深いエピソードのなかでも、英国のケンブリッジ在学中、終生変わらぬ友情を結んだロビン・ビングとの再会、そして最後の別れを記した場面には胸がいっぱいになって、涙がこぼれた。
若き日の白州が車の運転席に座った写真や、親友ロビン・ビングとのツーショット、白州次郎を大いに買っていた吉田茂を撮った写真をはじめ、白黒写真が多く掲載されていたのも、彼らの人となりを身近に感じる上で、とても有難かった。
本書刊行のいきさつについては、白州正子(白州次郎の妻。文筆家)の「まえがき」ならびに、当時、成城大学の講師だった著者の「あとがき」に記されている。
著者「あとがき」の後に置かれた両角良彦(もろずみ よしひこ)の解説、「天衣無縫の気概」と題した文章も素晴らしい。的確で、心のこもったその文章から少し引用させていただく。
<ひと口に言えば、人間として立派であった。およそ遺徳を偲ばれるには、地位や財産などではなく、人間性そのものに根ざすなにかがなくてはならない。この人にはそれがあった。毅然とした反骨精神というか、強者に追従しない独立心である。書中に詳しいが、全能の占領軍司令部を相手取って一歩も退かなかったいくつかの挿話からもそのことは納得できよう。>
白洲次郎 (コロナ・ブックス)
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| 白洲氏初心者から上級者まで
この本は楽しめます。身近な方の肩の張らないコメント。ふんだんな写真の数々。時折こうだったんじゃないか的な白洲本がありますが、彼の素顔が見える本です。
それにしても、彼が現代の世に生きていたらどんな活躍をしてくれたろうなあ。
白洲正子“ほんもの”の生活 (とんぼの本)
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| 素顔の白洲正子
この本は、今までに知らなかった白洲正子さんに出会えます。
特に、娘さん(牧山桂子さん)が書いた部分が最高に面白い。
何が面白いかというと、家族だけが知り得る白洲さんのエピソードが満載だからです。
白洲さん本人や、知人友人が書いた文章では読めない、
面白い話が沢山で、
「えっ、こんな人だったの?」「こんな夫婦だったの?」
と笑えること請け合いです。
写真が沢山載っているのも、見応えがあっていいです。

