大前 研一の検索結果

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大前 研一 | 講談社 | 2008-11-11



星4つ | とても参考になりました。
ロシアという国とプーチン首相に対して抱いていた先入観がある程度払拭されました。大前さんは最終的には、EUが巨大な経済圏になる見通しをたてておられます。そのEUとの関係でロシアをみておかなければならないことはその通りだと思います。また、ソ連が崩壊した直後のロシアがどれ程壊滅的な危機に見舞われたか。改めて提示されることで、この国の行動原理のようなものを想像することができました。1ルーブル400円から2円になったという事態は、今のような金融危機の時期には想像することが容易です。プーチンという人が清濁併せ呑む形で崩落寸前のロシアを強国の一つに復活させたこと。そしてロシアには、資源と共に、冷戦でアメリカと争った科学技術があること。ロシアがとても日本好きなことなど。長い間ロシア(旧ソ連)は仮想敵国でしたし、北方四島の領土権問題があって日本人にとっては否定的にみたい国ですが、一方でロシア文学に代表される圧倒的な存在感を示しています。古くは、ロシア人は好きだがソ連は嫌い、という言い方がありました。サハリン1・2の件にも触れられていますが、日本国内で報道されたロシア国営企業のごり押しのようなものでもないようです。しかしながら、ジャーナリストの暗殺など物騒な話も伝えられています。日本やアメリカにも似たような話はあるのですが、問題は報道の自由といったところにあるように思えます。
ロシア・・・気になる存在ではあります。


「考える技術」の教科書 2008年 12月号 [雑誌]

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| ダイヤモンド社 | 2008-10-17



星5つ | イノベーション!を起こすには
いかにしてイノベーションをもたらすようなことを考えるか。それには、弁証法が役立つのである。

BBT 大前研一学長の記事「Beyond Logical Thinking」p.13・p.14にて、弁証法のポイントが記されている。

「要は、正・反・合における「反」と「合」のプロセスにあります」

「みずからの前提を疑うために、これまで学習してきたことを「アンラーニング」(学習放棄)すること、ユダヤ人の知恵である「デビルズ・アドボケート」(悪魔の使途)と呼ばれる反対論者を置くこと、(宣伝のため中略)主に反の重要性を訴えてきました。」

「正と反を建設的に戦わせることで「アウフヘーベン」(止揚)を起こし、さらなる高みを実現させるのです。」

ということで、あなたに朗報です。本書『「考える技術」の教科書』を買って、

「ほら、ここに書いてあるじゃないですか。これがイノベーションを起こす方法っすよ。」

と会社の会議で提案してみましょう。

上手くいく可能性、10%。

虐殺される可能性、90%。その経験、priceless。


サラリーマン「再起動」マニュアル

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大前 研一 | 小学館 | 2008-09-29



星3つ | 昨日までの今日はない
“100年に一度の不況” というキャッチフレーズが付いてしまった今回の景気の問題は、言わずと知れたサブプライムローンが発端だったわけだが、原油バブルを押し上げてきた投機マネーも大打撃を受け、あらゆるバブルが崩壊したといっても過言ではない。


仕事柄、色々なクライアントと話をするが、10月までに話をしていた内容と、今年の年明けに話している内容に、あまりに落差がありすぎる。2007年度の半期を過ぎたアタリまでは、サブプライムの問題は指摘されていたモノの、そこまで大きな混乱はまだ見えていなかった。

ところが事態は急変しているのである。

10月末 → 来期の利益拡大に寄与できる戦略立案。

1月初旬 → とにかく削減。出来ることは何でもやる。


仕事の内容が変わることは多々あるので、それぞれのクライアントの事情が変わることは問題ではない。この現象がほぼ全てのクライアントで発生しているという事実に、ヒステリック的なほどの環境変化への恐怖感を感じるのだ。

環境変化について行けないことは、生き物の世界では種の絶滅を意味する。

かつて恐竜が、すさまじく急な地球環境変化について行けず絶滅したかのように、今日の経済状況においては、体力があるTOYOTAであっても、瞬きほどの瞬間に黒字予測から大幅な赤字予測へと転落し、絶滅を避けるためになりふり構っていられない戦略を強いられる状況にあるのだ。

先日の旅行では、オーストラリアのゴールドコーストにある、某高級住宅街を見てきたが、新興のお金持ち宅は、その半数以上が売りに出されている状況にあり、今回の景気がいかに投機的であったかということを、肌で感じた。

企業が生き残りをかけたサバイバルをしている状況において、個人はどのように生き残っていく事ができるのだろうか?


昨日までの今日はないのである。


今、自分が何をするべきか、将来に向けてどうやって生きていくか。

“失業” は、職を得ようと思うからするのである。
自ら職を作れば失業はしない。そういう気持ちで取り組まなくては個人として、この時代を生き残っていく事は出来ない。
守ってくれる会社や社会は瀕死寸前なのである。細い蜘蛛の糸にすがって、皆で落ちて行ってしまうのか、自らの力で生きるのかは、自分の気持ちの持ち方次第で変わってくるのだ。

自らの価値をどのように高め、必要とされる存在であること。
これからの時代の生き方は、そういう心の強さが求められる。


私はそう思うのだ。


気持ちを新たに “再起動” し、この時代を生き抜く。本書籍を読んで
考え方や生き方を学んでみてはどうだろうか。


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