内村 鑑三の検索結果

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代表的日本人 (岩波文庫)

代表的日本人 (岩波文庫)

Amazon価格:¥ 630 (定価:\ 630)

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内村 鑑三 | 岩波書店 | 1995-07



星4つ | 現代の政治家にこそ読ませたい一冊
内村鑑三が明治期に、海外に日本を紹介しようと英語で執筆した本を、
日本語に翻訳しなおしたものが本書。言わば逆輸入本である。

かって日本人が精神的に強かった頃のお話である。
本書は5人の代表的な偉人を紹介するが、私が感銘を受けたのは
上杉鷹山と二宮尊徳である。
彼らは、傾いた藩の財政再建を見事にやってのけた。
しかも自ら率先して倹約・節約に励みながらだ!

現代政治家・官僚はそこを見習って欲しい。
そんなことを考えながら読んだ本でした。
是非とも国を担う人たちに配布して読ませたい。
大阪府の職員にも配った方がいいのではないか?
いや配るべきは議員か?
議員の方が財政健全化にごねているみたいだから…。


余は如何にして基督信徒となりし乎 (岩波文庫 青 119-2)

余は如何にして基督信徒となりし乎 (岩波文庫 青 119-2)

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内村 鑑三 | 岩波書店 | 1958-01



星4つ | 余は如何にして不敬となりしか
本書は著者・内村の改宗とその後の葛藤、キリスト教理解の深化を自伝的に綴ったものだが、正直、完成度の低さに驚く。まず、逐語的日本語訳が目につく。文章のバランスは悪く語順もまどろっこしいし、「この箇所、原文ではwillだろうな」、「ここはmustだな」と見当のついてしまう不自然な未来形や推量が多々あり、なんだかいたたまれない気分になる。
内容面では、無反省から来ると思われる単純化・戯画化が目立ち、内村という人のイメージが全く掴めない。
余りに乱暴な論法も鼻につく。例えば、内村は、出稼ぎ中国人労働者を冷遇するアメリカを非難する。これは結構なのだが、ここで日本のお雇外国人が引き合いに出され、その待遇の差を強調し、遂には"恩を仇で返す白人"という結論に至るのである。低賃金肉体労働者と技術協力者を比べてどうするのだ、と困ってしまった。
こんな主張もある。内村が渡米で発見したものは人種差別や拝金主義、飲酒などのキリスト教にあるまじき影の側面だったが、それでも尚、彼の信仰は失われない。曰く、光が強ければ、それの投ずる影も一層濃い、と。これは比喩の悪用であり、キリスト教徒間のみで通じる論立てであろう。
愛国心(日本への)とキリスト教への熱烈な信仰というのが、内村の基本理念の二本柱のようである。こういう帰属意識に没頭するあまり、つい不敬な事もしてしまうというのは、本書を読んでみると分かる気がする。


後世への最大遺物・デンマルク国の話 (岩波文庫)

後世への最大遺物・デンマルク国の話 (岩波文庫)

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内村 鑑三 | 岩波書店 | 1976-01



星5つ | 本書を読めば書物もメンターになりうるということが理解できるかもしれない
これは政治家という夢破れた知人が先日薦めてくれた一冊です。

内村鑑三は、キリスト教思想家・文学者・伝道者・聖書学者であり、福音主義信仰に基づく日本独自のいわゆる無教会主義を唱えた人物です。著書としては『代表的日本人』が有名です。


本書は明治27年夏期学校における講演録であり、
「普通の人間にとって実践可能な人生の真の生き方とは何か」という深いある意味哲学的な問いをもって、いかに生きるべきかを熱っぽく説いています。

そして内村氏は「われわれは後世に何を遺していけるのか」というさらなる問いを突きつけます。

これには内村氏に一つの結論があります。

「われわれは何をこの世に遺して逝こうか。金か。事業か。思想か。…何人にも遺し得る最大遺物―それは高尚なる生涯である」。


後世のためになるようなお金や事業や思想は、残すことがなかなか難しいですが、「勇ましい高尚なる生涯」であれば、誰にでも残せることができると書かれています。
要は人のためでも自分ためでも、全力で困難に立ち向かい生き抜いた様は、後世のためになると同氏はいいたいのでしょう。


周りにメンター(師)がいないと嘆かれている方は、本書を読めば書物もメンターになりうるということが理解できるかもしれません。


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