クォーク―素粒子物理はどこまで進んできたか (ブルーバックス)
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| 素人にはやはり難しい
ノーベル賞受賞報道に触れ、当該分野に興味を抱き、
小林先生の著された「消えた反物質」と共に本書を購入しました。
つまりド素人です。
両書とも、熟読すれば理解できるだろうと思い、読み始めました。
甘かったです。わかりません。
両書ともに完全な理解を得るためには、一定の前提知識が必要であると感じました。
購入の際には、その点を想定されておいた方が良いかと思います。
尚、小林先生の上記著作との大きな違いは、
本書は、理論だけでなく、観測方法などの点にも力点が置かれているという点と思われます。
素粒子の宴 新装版
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| 「理論物理屋は如何にアイディアを思いつくのか」が語られる対談集&インタビュー
南部先生(当時57才)とポリツァー先生(当時29才)のざっくばらんな対談(1978年)、および南部先生が半生を語ったインタビュー(1979年)を収めた本の再刊です。南部先生は「対称性の自発的破れ」について、ポリツァー先生は「漸近的自由」について、そのアイディアを思いついた時の状況・経緯を語っているところが面白いです。(但し この面白さが分かるには、やはり素粒子論について少しばかり基礎知識があった方が良いでしょう。まずは「クォーク―素粒子物理はどこまで進んできたか」をお読みになることをオススメします)素粒子論のベテランと新進気鋭の若手がお互いの物理観をぶつける対話は読み応えがあります。「物理学は、秩序だって進歩するものではありません」「本当のパラドックスに直面すれば、そこから本当の進歩が始まる」(南部)、「仕事の大部分は非常に論理的に、システマティックに、慎重に、やるものですが、その重要な部分には、不条理な、ありえないような、想像もつかないような、そんな要素が必ず含まれています。」(ポリツァー)なんて発言を読めるだけで嬉しくなります。(^-^) 生物学者Delbrueckの言葉「科学者が成功する秘訣として、"limited sloppiness"(限定的な"いい加減さ")が必要」と通じる処がありますね。
南部先生がご自身の半生を語る章も、研究者として何をどう考えてこられたかが詳しく書かれていて、興味深く読めました。BCS理論が正しいと分かるまでに約2年費やした末、BCS理論の解釈方法としての「対称性の自発的破れ」を思いついた、と読んで、BCS理論をそこまで深く考えただろうかと小っ恥ずかしくなった次第です。(-_-);;「つきつめて物事を考えないで、あやふやなまま何でも分かった気になってしまうノンキ坊主」(スピンはめぐる)を自覚し、反省した次第です。
大学院素粒子物理〈1〉素粒子の基本的性質
大学院素粒子物理〈1〉素粒子の基本的性質
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