南方熊楠―森羅万象を見つめた少年 (岩波ジュニア新書)
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Amazon価格:¥ 819 (定価:\ 819)
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| 学問をする人の本来の姿この人に見たり!
ジュニア版だから南方熊楠の入門書にぴったりだと思い読み始めましたが、結構の手応えと感動を与えてくれました。これほどまでに激しい知識欲を生まれ持って固持した人を知りませんでした。大学に席を置かなければ学問が出来ないように思っている人に読んでもらいたいです。組織の型に填められない、純粋な知識人としての世界観を持つことに影響されるかも知れません。
南方熊楠英文論考「ネイチャー」誌篇
南方熊楠英文論考「ネイチャー」誌篇
Amazon価格:¥ 5,880 (定価:\ 5880)
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| 知的好奇心の塊!
「東洋の星座」など、今や西洋文明基軸での思考にすっかり慣らされてしまっている我々の脳みそにガツンと来る論文あり、「ムカデクジラ」など題名だけでワクワクさせられる論文あり、ともかく、南方熊楠のとどまることを知らない好奇心に触れることが出来る一冊です。書名は”英文論考”などといかついですが、かなり読みやすいですよ。
そして熊楠ファンでなくても、何かを研究する、追及するということの本質的な面白さをこの本から学び取ることが出来る凄い本だと思います。子供に読ませたい本の一冊です。
中国の花物語 (集英社新書)
中国の花物語 (集英社新書)
Amazon価格:¥ 777 (定価:\ 777)
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私の所持している、英和や仏和辞典では語源までは記載されておらず、あくまでも不確かな想像にすぎないのですが、そう推測するのも楽しく、 きさらぎ弥生春のさかり この詩は、バラの項で紹介されていますが、読んで興味を持ち、この詩が収録されているという、「車塵集」(訳・佐藤春夫)を探してみたりしました。 あとがきによると、月刊誌に連載されたものを改めて手を加えて収録したのが、本書のようで、連載という制約のため、春夏のあたりでは書けなかった項目が残り、秋冬の比重が大きすぎる結果となったそうです。 このため、読む人によっては物足りなく感じるかも知れません。
| 花の香、匂うがごとく
春から始まり、春から夏へ、と季節の順に花が紹介されています。
例えば、一番最初に出てくるのは「桃」で、以前にはペルシアが原産地と考えられていて、学名にも採用されていると、記載されています。
私はそれを読んで、桃の英語peachや、仏語peche、を連想し、ペルシアと音が似ているなと思いました。
本書に引きつけられてしまいました。
また、花そのものの説明だけでなく、その花に関する古今の伝説や民話や漢詩、日本の詩歌なども紹介され、著者の綺麗な文章と相まって、
本書に華やぎを与えています。
草と水との水はみどり
枝をたわめて薔薇をつめば
うれしき人の息の香りぞする
また、同じくあとがきで、紙幅の都合で民話の紹介が十分にできなかったことが心残りであると触れられていました。
けれど、私は十分堪能させていただきましたので、評価は甘めにしました。

