武光 誠の検索結果

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日本人なら知っておきたい神道

日本人なら知っておきたい神道

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武光 誠 | 河出書房新社 | 2003-06-21



星4つ | 神社の形と内なるものが分かる入門書
 私は鳥居について、諸説あることは知っていました。実際に鳥が彫りこまれたトーテム様の棒が村の入り口に立つ中国雲南省や朝鮮半島の「鳥の置物」など、実際に写真などで見ると大変魅力的に映りました。これはひょっとして朝鮮半島や雲南の風習が鳥居のルーツかもしれないと無批判に信じ込みそうになります。しかし、これは村に魑魅魍魎が入り込まないように守る「魔除」であり、「鳥居」の役割である聖域の入り口を表すものではありません。この本の説は、ルーツは不明としながら『通り入る』が語源ということを紹介して、少なくとも朝鮮説や雲南説は採用していません。うむ、この本は良い本かもしれないぞと思いました。

 この本は、日常生活をおくる中で、一般教養として神社の勉強をする人には、安価で基礎的資料も多く良書だと思いましたが、少し気になることがあり星4つになりました。

 神社の本というのは、考古学の書のように物証主義でなく、歴史書のように史料・原文主義でなく、書かれていることにあると思います。そうですね、学問の分野でいえば民俗学の領域に入るのでしょうか。

 民俗学はKJ法のような科学的手法を駆使して、現在残っている人の暮らしの形を見定めて、地域的な広がりや時間的(歴史的)な深みを研究していくものですが、時間を遡ればそれだけ曖昧な部分が増えてきます。その曖昧な部分をどのように推論あるいは確定して行くかは、学者や研究者の腕の見せ所でしょう。

 この本は、神社や鳥居など付帯施設等と人の心や舞や作法等について、地域的な多様性やそのルーツと歴史的な経緯について書かれている。その容量はこの本の装丁からして必要十分なものだと思いますが、この本が学術書とするならば、一部に断定的な記述が見うけられ気になりました。私のような素人が対象だとしても、出来るだけ断定的な記述を避けて、読書後に余韻を楽しみながら、もっと考えさせられるような神社の本であったら、最高に良かったと思います。

 余韻を楽しむといえば、私が幼かった頃祖父に連れられ神社にお参りした時、
   「参道の中央は神様のお通りになる場所だから、人は道の端を歩くものだ」
と教わりました。この本を読んで、やはり鳥居は神様の領域を示す神様の入口であり、参拝する人々も頭を下げて入る場所だったと祖父の言葉を再認識させられました。私にとって、『通り入る』又は『通り居る?』良い思い出と重なる本でした。しかしながら日本人の心を、今の時代、私の子や孫に同じように伝えることが出来るかどうか、あらためて考える契機になった一冊の本でもありました。

 


知っておきたい日本の名字と家紋 (角川ソフィア文庫 353)

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武光 誠 | 角川学芸出版 | 2007-07



星3つ | 墓建で宗派の梵字、家紋を入れる時...
各個人の宗派による梵字は分かりますよね。ただ、家紋は...お墓を建てる際に家紋を入れる為に我家の一族に尋ねた所『下がり藤』と言われ墓石業者に連絡。しかし、『下がり藤』と言っても種類があると。早速、墓石業者を訪ね家紋一覧表によるの『下がり藤』を見せられました。所が、我一族の家紋が掲載されていない。なぜ?疑問を解決する為に本書を購入。本書によると日本には約29万種類の名字(苗字)が有るそうです。そして、各家の本家、分家で家紋が変わる場合が有ると...この本の影響で詳しく家紋を調べたくなりました。知っておきたい日本の名字と家紋 (角川ソフィア文庫 353)


知っておきたい日本の神様 (角川文庫ソフィア)

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武光 誠 | 角川学芸出版 | 2005-11-25



星3つ | コンパクトな神様入門書
日本の著名な神社、神様を網羅し、分かり易くコンパクトに解説。神社、神様を概観する場合に好適な書。


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