シュリーマン旅行記清国・日本 (講談社学術文庫 (1325))
シュリーマン旅行記清国・日本 (講談社学術文庫 (1325))
Amazon価格:¥ 840 (定価:\ 840)
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| 読むと、元気が湧く本です。
不景気だし最近いいことないな、誰かに肯定されたいな、と思ったので「そうだ、日本と日本人を褒めてる本を読もう!」と思い、読んだ1冊。目的達成。シュリーマンに褒め倒され、元気になりました。
でも、今の私たちじゃなくて幕末時の日本人を褒めてるだよな、と思うと反省のほうが多い。この頃の日本人と今の日本人は別ものです。それが何故かはもちろんこの本に書いてないし、この本の感想にはならないのでパスしますが、二十歳以上ならば各々考えてみたほうがいい。
ところで、この本をタイムマシンと書いている方がいますが、その通りです。当時の日本人の生活や風俗をとても生き生きと描いている。
とは言え、観察者が外国人であるため首を傾げる記述もあり、江戸期がかなり遠くなったことから事象のアレコレが少しわかりにくかったりもします。求めるものが「理解」であるなら、幕末期や江戸風俗について書かれた本を並列して読み進めることを勧めます。
翻訳ものとしてはとても読みやすい、平易な文章なので、歴史好きならばオススメです!
古代への情熱―シュリーマン自伝 (岩波文庫)
古代への情熱―シュリーマン自伝 (岩波文庫)
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ハインリヒ シュリーマン | 岩波書店 | 1976-01

| モチベーションの起爆剤に
幼いころに絵本で読んだトロイ戦争の物語に感銘を受け、世間の常識と通説に抗し、トロイは実在すると本気で信じたシュリーマン。本書は、苦境に屈することなく学問に励み、経済的成功を収め、それをもとについにはトロイの遺跡の発掘に成功したシュリーマンの自伝である。
真の意味で「自伝」と呼べるのは「一.少年時代と商人時代」のみであり、残りの各章はシュリーマンの死後、残された妻ソフィアが、シュリーマンと親交のあった研究者らの助力を得て、シュリーマンの諸著作をベースにトロイやミケーネの遺跡発掘の過程やエピソードを描写するものとなっている。第一章におけるシュリーマンの苦難をものともしない情熱や、ギリシア語、ラテン語、ロシア語など極めて多数の言語を次々と習得していった努力と学習方法には、読んでいて触発させられる。一部に事実でない事柄が盛り込まれている点をもって本書を痛烈に批判しているレビューが見られるが、学術研究ならともかく、自伝とはえてしてそういうものであり、その点をもって本書を全否定するのはもったいないだろう。夢や目標に向かう中で時に壁にぶつかったとき、本書は壁を乗り越えるためのエネルギーを与えてくれる一冊になるだろう。
古代への情熱 (地球人ライブラリー)
古代への情熱 (地球人ライブラリー)
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| 早期引退の勧め
今さら、言うまでもない古典中の古典。
昔は、中学、高校の課題図書によく指定されていましたので、その時分に読まれた方も多いのでは…
今回、改めて池内紀氏の新訳で読み返してみましたが、今もってその輝きは色褪せていません。
むしろ、今こそ求められているのかもしれません。
グローバリゼーションの中で、成果主義が広がり、仕事は年々きつくなっていくばかり…
こうなると、若くて元気のあるうちに稼げるだけ稼いで、その後は、早いところビジネスから引退してこのシュリーマンのように自分の本当にやりたいことを追求する、
−という人生も日本人の働き方の選択肢のひとつに入ってきました。
以前の日本はというと、サラリーマンはコツコツと定年まで勤め上げるのが良しとされていましたが、
さて、定年(60歳前後)になるころはくたびれ果てて、今さら、自分のやりたいことなんか…もうないよ。
−という気分だったのではないでしょうか?
ぜひ、若いうちにこの本を読んで、希望の灯を胸の中にともしましょう。

