ライ麦畑でつかまえて (白水Uブックス)
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Amazon価格:¥ 924 (定価:\ 924)
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J.D.サリンジャー | 白水社 | 1984-05

| 大人になってから思い出す
20歳くらいの時に読んで、何が面白いのだろうと思ったのですが、
この本の最後の文章は、大人になった今でも、なぜか時々思い出します。
友達やかつての恋人を、今ではどこでどうしているかも知らない相手を、急に懐かしく思い出すことがあります。
そういうときに、少年が最後に書いていたことを思い出してたりして、結局彼は愛情深い人間だったんじゃないかなあと考えたりします。そういうとき、また読み返したくなります。
不思議な魅力を放つ一冊。やはり名作なのでしょうね。
モンキー ビジネス 2008 Fall vol.3 サリンジャー号
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Amazon価格:¥ 1,050 (定価:\ 1050)
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J.D.サリンジャー | ヴィレッジブックス | 2008-10-20

| リマスター新盤の魅力
「コネチカットのアンクル・ウィギリー」(野崎孝旧訳では、「コネチ
カットのひょこひょこおじさん」)の会話のドラマの鮮やかさに、ハッと
させられました。
ユダヤ系の共同体、その知的な共同体から少し離れたところにいる主人公、
過去の思い出、友情、そうした主人公のすぐそばにいる子供たち。説明は
少なく会話がメリハリよくポンポン続く構成なので、読み取るのに少しの
苦労がありますが、こういう作風の映画(ニキータ・ミハルコフ?もっと
ダイレクトにはウッディ・アレン)に馴染みがあれば、とても面白く読む
ことができます。
柴田元幸訳は、野崎訳のデジタル・リマスター版といった趣で、細部まで
くっきり焦点が合っている訳文であるような気がします。ただし、二つの
訳を読み比べたり、原文と照らし合わせたりしたわけではなく、ただの
印象論ですが。
きっと注釈のしがいのある小説なのだと思いますが、あとがきも何もなしに
本文だけで構成されているところが、とてもクールだと思います。装丁も
ベリー・グッドです。
ただしこういう具合の精神の繊細さ(というかトンガリ具合)は、思春期
後期特有のもので、それを文章で極めて見事に掬い取っているのですが、
何というかうまく言えないのですが、とても危険な作業なのだと思います。
結局、サリンジャーは小説の筆を折り、世捨て人として一人隠れ住んで、
性狷介な伝説の作家となっていくのですが、立ち入り危険な精神の領域を
描いたからだったようにも思われてきます。後知恵かな??
追記:そういえば、村上春樹が昔『フラニーとゾーイー』を関西弁で訳し
てみたいと言っていました。そのときはキワモノと思って、顔をしかめた
のだけれど、柴田訳ナインストーリーズと並べて是非読んでみたい。実現
してくれないだろうか。
キャッチャー・イン・ザ・ライ (ペーパーバック・エディション)
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J.D. サリンジャー | 白水社 | 2006-04

| 大人になってから思い出す
20歳くらいの時に読んで、何が面白いのだろうと思ったのですが、
この本の最後の文章は、大人になった今でも、なぜか時々思い出します。
友達やかつての恋人を、今ではどこでどうしているかも知らない相手を、急に懐かしく思い出すことがあります。
そういうときに、少年が最後に書いていたことを思い出してたりして、結局彼は愛情深い人間だったんじゃないかなあと考えたりします。そういうとき、また読み返したくなります。
不思議な魅力を放つ一冊。やはり名作なのでしょうね。

